本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (286ページ)
感想・レビュー・書評
-
イタリアで出版されたのが1966年だが、古さを感じさせない短編集。確かにいくつかの発明品については、現在の技術に似ていたりもするけれど、それで面白さを損なうことはない。著者はアウシュビッツの生還者であり、経験をもとにした作品も書いているとのことだが、この本の中では、時々、ドイツやムッソリーニへの批判が顔を出すけれど、全体的には軽快なSF。15編中6編は、NATCA社の営業マン、シンプソン氏が登場する作品。星新一作品のエヌ氏のような存在な気がする。スマートなSF短編が好きな人におすすめの一冊。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示