関口英子のおすすめランキング

プロフィール

埼玉県生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家。おもな訳書にR・サヴィアーノ『コカイン ゼロゼロゼロ』(河出書房新社)、I・カルヴィーノ『最後に鴉がやってくる』(国書刊行会)、P・コニェッティ『帰れない山』(新潮社)などがある。

「2019年 『最後の手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

関口英子のおすすめランキングのアイテム一覧

関口英子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)』や『神を見た犬 (光文社古典新訳文庫 Aフ 2-1)』や『帰れない山 (Shinchosha CREST BOOKS)』など関口英子の全96作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)

981
3.67

感想・レビュー

イタリアの児童文学作家ロダーリのファンタジー短編集です 子どものような自由な発想力に溢れ、アイロニーとユーモアに満ちたファンタジーの数々は時に風刺が効いて... もっと読む

神を見た犬 (光文社古典新訳文庫 Aフ 2-1)

911
3.93

感想・レビュー

イタリアが生んだ奇才の作家ブッツァーティが書く不可思議なお話を集めた短編集。 テーマは多岐に渡るが、全てにキリスト教的世界観が通底にある感じがして日... もっと読む

帰れない山 (Shinchosha CREST BOOKS)

858
4.20

感想・レビュー

北イタリアの山岳地帯に住むブルーノと、ミラノ育ちのピエトロの心の交流を描いた本作。そして2人を繋ぐ役割としてピエトロの父親が物語の軸、キーパーソンになって... もっと読む

海と山のオムレツ (新潮クレスト・ブックス)

669
3.72

感想・レビュー

著者の出会ってきた数々の料理と、出会ってきた人々。滋味深い自伝的短編集だ。 ひたすらうまそう…イタリアの料理食べたい…と思いながら読みました笑 しかした... もっと読む

梨の子ペリーナ: イタリアのむかしばなし

539
3.99

感想・レビュー

 久しぶりに見た酒井駒子さんの絵は、これくらいの大きなサイズ感であれば、黒を下地にした上に、物語に寄り添う形で濃淡様々な色を繊細に重ねていき、その世界に確... もっと読む

古代ローマ人の24時間 ---よみがえる帝都ローマの民衆生活 (河出文庫)

477
4.03

感想・レビュー

著者が古代ローマの一員となり当時のリアルな1日を時間毎に伝えるという事で、臨場感たっぷり。 コロッセウムや浴場の話はもちろん、中心地の高層マンション事情や... もっと読む

靴ひも (新潮クレスト・ブックス)

378
3.74

感想・レビュー

父と母、兄と妹の、どこにでもいるごく普通の四人家族の話なんだけど、読んでいると、だんだん胸のあたりが痛くなってくる。普通の小説はここまで本音を書かない。人... もっと読む

すごい物理学入門 (河出文庫 ロ 3-2)

375
3.82

感想・レビュー

【物理を知りたいと思っているあなたに贈る、最も軽やかで最も素敵で、あっというまに理解できる感動的な究極の名著。】 という触れ込みであるし、文庫で実質120... もっと読む

古代ローマ人の24時間---よみがえる帝都ローマの民衆生活

359
3.81

感想・レビュー

トラヤヌス皇帝時代のロ-マに24時間タイムスリップします。 ビジュアル感覚で、ロ-マ庶民の生活が生々しく甦える傑作です。 もっと読む

天使の蝶 (光文社古典新訳文庫 Aフ 5-1)

325
3.97

感想・レビュー

 原著1955年刊。  ユダヤ系イタリア人で、戦時中アウシュヴィッツに収容されたが、大学で化学を学んだことが幸いし、奇跡の生還。その後出版したアウシュヴ... もっと読む

この村にとどまる (新潮クレスト・ブックス)

309
4.13

感想・レビュー

舞台は、北イタリア、チロル地方のクロン村。かつては、オーストリア領だったドイツ語圏の小さな村では、ファシズムの台頭によりイタリア化政策が推し進められる。や... もっと読む

チポリーノの冒険 (岩波少年文庫)

284
3.84

感想・レビュー

小学校に入学して間もない頃に『チポリーノの冒険』の歌を習った。 ♪かぶこさん、いちごさん、さくらんぼ坊や、ぶどう親方、にらやまにらきちどん! と仲間の名前... もっと読む

世の中ががらりと変わって見える物理の本

279
3.64

感想・レビュー

ここ最近、小説を読んでいて、物理学なかでも時間・空間の概念が理解できていたら、もっと楽しめるだろうなあと思うことが何度かあった。そんなおり、この本の存在を... もっと読む

マルコヴァルドさんの四季 (岩波少年文庫 158)

277
3.80

感想・レビュー

おお、こういう書き方もあるのね!!(←この感嘆符が大事) イタロ・カルヴィーノならこちら、というお薦めの声で読んでみたのだが、お好きだと言うブク友さんの... もっと読む

月を見つけたチャウラ: ピランデッロ短篇集 (光文社古典新訳文庫 Aヒ 2-1)

232
3.84

感想・レビュー

ルイジ・ピランデッロ(1867~1936)は、イタリアのシチリア島出身の作家。シチリアといえば、もう少し後の世代になるイタロ・カルヴィーノやパヴェーゼらと... もっと読む

羊飼いの指輪――ファンタジーの練習帳 (光文社古典新訳文庫 Aロ 1-2)

208
3.58

感想・レビュー

物語の結末は1つじゃない。 自由にイマジネーションを広げて、結末を作ってみよう! 著者自身が子供たちと話し合いながら、物語の結末を考えたというラジオ番... もっと読む

戻ってきた娘

185
3.95

感想・レビュー

13歳の時、育ての親から生みの親の元へ返された主人公わたしは、恵まれた一人娘の暮しから子だくさんの貧困家庭へ。なぜ戻されたのか理由も分からない。 これはつ... もっと読む

古代ローマ帝国1万5000キロの旅

174
4.10

感想・レビュー

他2作が面白かったので読む。 綿密な取材・考証に基づいたローマ時代当時の再現は、やはり読みごたえがある。 もっと読む

薔薇とハナムグリ シュルレアリスム・風刺短篇集 (光文社古典新訳文庫 Aモ 3-1)

154
4.00
モラヴィア 2015年5月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どれも面白かった。ふざけてる感じの作風なんだが、読み終わるとゾッとする。当時の政治的軋轢により、自由な表現ができなかった苦肉の環境がこのように素晴らしいお... もっと読む

風の丘 (Shinchosha CREST BOOKS)

146
3.85

感想・レビュー

イタリア南部の赤い花が咲き乱れる丘、いくつもの植物の香りが入り混じったその風の匂いを想像してみる。とりわけ春は素晴らしいのだろう。 そんな丘で鳴り響く銃... もっと読む
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