天久鷹央の推理カルテ(新潮文庫nex) [Kindle]

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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (248ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    医療の知識が全くなくても楽しめるとても良い本だった。
    特に赤ちゃんの話はズーンと心にくるものがあって、この本はとりあえず一回全部読もうと覚悟するくらい好きになりました。

  • 救急部に貸し出されていた小鳥遊優は鷹央から電話で呼び出され、仕事はもう終わりだろ。帰る前にうちに顔を出せ!と言われた。時間にはなったが、受け入れた患者の処置をするまであと一時間ほど待ってほしいと返事をした。そうしたら鷹央が救急部にやってきて、その患者のカルテは見た、すぐに終わると言って、たちどころに二人の患者の診断をして帰らせることになった。鴻ノ池舞はカッコイイと言って潤んだ眼を鷹央に向けている。やれやれ…。

  • 普通に面白いと思う。お医者さんが書く、お医者さんの話。

  • 主人公とそれを取り巻く登場人物の設定や表紙の絵など一見ラノベチックなのだが,なかなかちゃんとした医療ものであった。天才的な診断能力を持つ天久鷹央なる医師が不可解な病状の患者の病名や病気の原因を様々な情報を元に解明するわけだが,そこには特に過度なフィクションや特殊な病気扱われているわけではない。なるほど,原因不明の病状の原因を解明するというのはれっきとしたミステリーなのだなと思った次第。考えてみればブラックジャックだってそういうお話だった。

  • 医療物のミステリー小説。

    今まで読んだことがないジャンルで、病気や症状を『ドクターG』みたいな感じで分析するのが面白かった。

  • なかなか面白かった。
    医療現場をまじえた診断推理。
    シリーズものになっているため、今後も読んでいきたい。

    医療のことは詳しくないが、患者・病院がかかえる謎について、天才診断者が次々と謎を解いていく。
    短編小説の物語になっているので、読みやすく30分程度で各話を読めるので、通勤時間が楽しく過ごせるだろう。

  • 2019/8/16 Amazonより564円でDL購入。
    2019/8/20〜8/22

    2年半ぶりの知念作品で、初の天久鷹央シリーズ。前から気になっていたが、ようやく読めた。表紙の絵とは大きなギャップがあるキャラだが、設定が面白い。次作も楽しみである。

  • 医療ミステリーは好きなので、面白かったけど、
    ちょっと設定が突飛かな。

著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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