- Amazon.co.jp ・電子書籍 (194ページ)
感想・レビュー・書評
-
閉鎖空間に閉じ込められた時、人が感じうる感情を一つずつ描いたような作品。
閉じ込められて狭いと感じるか、
頭の中は広いと感じるか。
狭さの中で危機を感じたり、
限界があると知り自堕落になったりするのか。
それともやりたいことの尊さを知ってパンを焼くのか。
双葉町やコロナ禍、ベーシックインカム下の社会も重ね合わせてしまう箇所があった。
とても面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1-3巻分の感想
現代日本の地方都市もこんな感じになって行くのかなあ。
もちろん自分の意思で出ていけるからその点は全く違うんだけど、徐々に人口が減り、廃れていく町のリアリティは近いものがある気がする。
-
最初に読んだ時は、1話目の内容が唐突な印象でピンと来ませんでした。
でも、1巻を読み終わって改めて読み直すと、ガラリと印象が変わり、主人公の女性の辛さが胸に刺さって涙腺崩壊でした。
「さんかく窓〜」を読んだ時もでしたが、独特の世界観にグングン引きずり込まれます。 -
決して触れられぬ境界ごしでも、肌の温もりは伝わるという描写に、この上ない切なさを感じた。
人間は触れたい動物なのだ。 -
面白かった。
ヤマシタトモコの作品は本当に面白い。
でも、苦しい。
孤独を描く漫画家として、イメージづいてしまったかも。 -
個人的にすごく好きだからか、どうも過小評価されているように感じてしまう…笑
時系列バラバラ、ひとつの核に沿って様々な人達の日常が描かれています。はじめはなんのこっちゃと思っていたことが、緩やかに理解できていく心地よさがあります。
同じ隔離された狭い空間の中で、人が多い事と少ない事で起こる様々な問題や生活環境の違いについての描写は、SFと一言で表すのは実に勿体ないと思います。
あり得ない事なのに受け入れてしまいむしろリアルに感じてしまうのは、ヤマシタトモコさんの日常の描き方のうまさにあると思います。
ぜひ最後まで読んで欲しいです。 -
逕溘″迚ゥ縺悟?蜈・繧翫〒縺阪↑縺上↑繧企囈髮「縺輔l縺ヲ縺励∪縺」縺溯干莠墓イ「逕コ縲る哩縺悶&繧後※縺励∪縺」縺滉ク也阜縺ョ迚ケ蛻・縺ェ驛ィ蛻?→縺昴≧縺ァ縺ェ縺?Κ蛻??邨カ螯吶↑繝舌Λ繝ウ繧ケ縺悟ソ?↓谿九k縲る尅隱梧軸霈画凾縺ォ繧りェュ繧薙〒繧九s縺?縺代←縺薙l縺?縺代∪縺ィ繧√※隱ュ縺ソ縺溘¥縺ヲ雉シ蜈・縲
-
某海外ドラマを思い出す。海外のあれはぶっ飛びすぎて逆に怖くないけど、こっちはそっと身近に寄り添うような恐怖感があるなぁ。ただ静かに緩やかに壊れていく人々。
-
新しいタイプの壁系漫画、雰囲気が好きだ