365日のシンプルライフ [DVD]

監督 : ペトリ・ルーッカイネン 
出演 : ペトリ・ルーッカイネン 
  • ビクターエンタテインメント
3.18
  • (9)
  • (46)
  • (85)
  • (23)
  • (5)
本棚登録 : 403
感想 : 69
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988002692712

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何もかもに疲れ。
    自分とは何者だろう?
    何がしたいのだろう?
    心の叫びは、闇黒の様にずっしりと。
    裸一貫。
    もぬけの殻となった部屋に、ぽつんと1人佇み。

    全ての荷物をトランクルームに預け。
    1日、1つだけ荷物を取りに行く事が許されるというルールを自らに設け。

    物で溢れてしまった部屋は、自分の心を投影し。
    ありふれてしまい、行き場を無くした物達は、本来の居場所を求める様で。

    いつの日か、色んな事が見えなくなり。
    いつの間にか、何が大切なのかさえも。

    心の隙間を埋める様に溢れていった物達。

    便利さは、時に自由を奪い。
    物は、時に心までも粗末にし。

    如何に私達が、日頃物という形でしかない物体に翻弄されている事か、と。

    裸一貫。
    生まれたままの姿の彼は、むしろ人間らしく。
    もぬけの殻となった我が家。
    何も無いではなく、必要性が無くなったという。
    彼の心が浄化されていく様であって。

    心の隙間を埋める様に、溢れていった物達。
    トランクルームが住まいとなった彼等は、ひしめき合い。
    時に、ここにいるよ。と声を上げ。
    そんな彼等の声は、彼に届く事なく。
    己と心の声と向き合い。

    自分なりの幸せとな価値観を見つけていく彼に、幸せのおすそ分けをもらいました。

  • 備忘録。
    人生はモノでできてない
    モノは小道具

    おばあちゃんかわいい。

    ミニマルな暮らしに近づきたくて、(好きなものだけに囲まれる生活)まずは自分の適正量を探っている。モノは最小限必要なものだけにしたいのだけど、断捨離がえいえんに終わらない。主人公みたいに実験してみるかな??この映画を観てまた断捨離熱が高まるも、そもそも何のためにしてるのか??と考えさせられた。こんまり本でも読んだけど、片付けはつまり自分がどう生きたいかを実行する事だろう。
    やっぱり、人生を誰かと分かち合いたい、それだけかも。正に人生はモノでできてない。

  • 生活に必要な物は100個。次の100個は生活を楽しむための物。
    物を持つというのは責任が増えること。
    1年間何も買わないというのはすごいと思う。修理したり、人を頼ったりして、買う以外の選択肢を増やすことを私もしていきたいと思った。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×