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- / ISBN・EAN: 4988002692712
感想・レビュー・書評
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何もかもに疲れ。
自分とは何者だろう?
何がしたいのだろう?
心の叫びは、闇黒の様にずっしりと。
裸一貫。
もぬけの殻となった部屋に、ぽつんと1人佇み。
全ての荷物をトランクルームに預け。
1日、1つだけ荷物を取りに行く事が許されるというルールを自らに設け。
物で溢れてしまった部屋は、自分の心を投影し。
ありふれてしまい、行き場を無くした物達は、本来の居場所を求める様で。
いつの日か、色んな事が見えなくなり。
いつの間にか、何が大切なのかさえも。
心の隙間を埋める様に溢れていった物達。
便利さは、時に自由を奪い。
物は、時に心までも粗末にし。
如何に私達が、日頃物という形でしかない物体に翻弄されている事か、と。
裸一貫。
生まれたままの姿の彼は、むしろ人間らしく。
もぬけの殻となった我が家。
何も無いではなく、必要性が無くなったという。
彼の心が浄化されていく様であって。
心の隙間を埋める様に、溢れていった物達。
トランクルームが住まいとなった彼等は、ひしめき合い。
時に、ここにいるよ。と声を上げ。
そんな彼等の声は、彼に届く事なく。
己と心の声と向き合い。
自分なりの幸せとな価値観を見つけていく彼に、幸せのおすそ分けをもらいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
備忘録。
人生はモノでできてない
モノは小道具
おばあちゃんかわいい。
ミニマルな暮らしに近づきたくて、(好きなものだけに囲まれる生活)まずは自分の適正量を探っている。モノは最小限必要なものだけにしたいのだけど、断捨離がえいえんに終わらない。主人公みたいに実験してみるかな??この映画を観てまた断捨離熱が高まるも、そもそも何のためにしてるのか??と考えさせられた。こんまり本でも読んだけど、片付けはつまり自分がどう生きたいかを実行する事だろう。
やっぱり、人生を誰かと分かち合いたい、それだけかも。正に人生はモノでできてない。 -
生活に必要な物は100個。次の100個は生活を楽しむための物。
物を持つというのは責任が増えること。
1年間何も買わないというのはすごいと思う。修理したり、人を頼ったりして、買う以外の選択肢を増やすことを私もしていきたいと思った。