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- / ISBN・EAN: 4907953064171
感想・レビュー・書評
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ケンカ別れした弟が交通事故に遭い、意識不明に。姉のフラニーは、弟がファンだったジェームズと会ううちに関係を持つようになり。
母親もあれだけレコードを持ってるし、音楽好き一家なのかな。各々個性がありすぎて、寄り添えない感じ。で結局、何だったの的な。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日、スターチャネルで無料放映していた『ブルックリンの恋人たち(原題:SONG ONE)/2014』を観ました。
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この街で、忘れられない恋をした
疎遠だった弟が事故で昏睡状態に陥ったのをきっかけに、ニューヨークの街で彼の足跡を辿り始めたヒロインが、弟の大好きなミュージシャンの青年と偶然に出会い、音楽を通して恋に落ちていくさまを描いたラブ・ストーリー。
主演は『レ・ミゼラブル』の「アン・ハサウェイ」、共演は俳優としてのみならずミュージシャンとしても活躍する「ジョニー・フリン」。
監督は、これが長編デビューの「ケイト・バーカー=フロイランド」。
モロッコに拠点を置き、人類学博士号取得を目指して研究を続けていた「フラニー」。
ある日、疎遠になっていた弟「ヘンリー」が交通事故で昏睡状態にあるとの知らせを受け、急遽ニューヨークへ帰郷する。
やがて「ヘンリー」の部屋で彼の憧れのミュージシャン「ジェイムズ・フォレスター」のライブチケットを見つけた「フラニー」は、彼に代わってライブへと足を運ぶ。
その歌に感動した「フラニー」は、ライブ後に「ジェイムズ」と言葉を交わし、彼のファンだった弟が事故に遭い入院中であることを伝えて別れた。
すると翌日、ツアー中にもかかわらず、「ジェイムズ」がわざわざ病室を訪れ、意識の回復しない「ヘンリー」のために歌を歌ってくれたのだった。
さらに、「ヘンリー」に聴かせるための音を集め歩く「フラニー」にも寄り添う「ジェイムズ」。
いつしか互いに惹かれ合う2人だったが…。
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珍しく?恋愛映画を観ました… たまにはいいかな。
モロッコで遊牧民の文化を研究しながら、人類学博士号を目指す「フラニー・エリス(アン・ハサウェイ)」のもとに、母親の「カレン(メアリー・スティーンバージェン)」からミュージシャン志望の弟の「ヘンリー(ベン・ローゼンフィールド)」が交通事故で昏睡状態にあると連絡が入る… 急遽ニューヨークに戻った彼女は、管とモニターに繋がれている「ヘンリー」の病室で付き添う母親と再会、、、
大学を辞めてミュージシャンになると言った弟に反対し大喧嘩になって以来、二人とは疎遠になっていた「フラニー」であったが、未亡人の「カレン」は孤独を感じながらも遠く離れたところにいる娘を心配していた… 実家に戻った「フラニー」は、自分が不在中の「ヘンリー」の生活を垣間見ようと彼の部屋を覗く。
ギターケースの中からCDを見つけ、そこから流れてきたのは「フラニー」に曲を聴いて欲しいという彼からのメッセージだった… ケースの中には、日々の感想や曲のアイデアなどが記されたノートがあり、人気ミュージシャンの「ジェイムズ・フォレスター(ジョニー・フリン)」のライヴチケットが挟まっていた、、、
「ジェイムズ」のポスターは「ヘンリー」の部屋の壁に張り巡らされ、彼が敬愛していることを知った「フラニー」はそのチケットを手に「ジェイムズ」のライヴに出かける… ステージ上の「ジェイムズ」には謙虚で庶民的なカリスマ性があった。
人気の曲を歌う彼の哀調を帯びた歌声、心を揺さぶる歌詞、ドブロ・ギターとバイオリンの重奏が観客の心を虜にする… 「フラニー」は「ヘンリー」の事を話すために彼に近寄り、「ヘンリー」のCDを渡し、入院先の病院を伝える、、、
「ヘンリー」の人生と彼が愛した音楽の世界を出来る限り知りたいと思った「フラニー」は、彼の残したノートをもとに彼が好んだアーティストやライヴハウスを探し求める… 全てを録音し、「ヘンリー」の病室で再生することで彼の意識が戻ることを願っていたのだ。
そんな中、突然「ジェイムズ」がギターを片手に病室に現れる… 「ジェイムズ」は「ヘンリー」の才能を感じ、さらには「フラニー」の事を忘れられず見舞いに来たのだった、、、
「ジェイムズ」は「ヘンリー」の脳に刺激を与えようと病室で歌い聴かせる… やがて「フラニー」と「ジェイムズ」は、オープンマイクイベントに参加するなど音楽を通して、お互いに惹かれ合っていく。
だが、「ジェイムズ」はツアーを終え、メーン州の森にあるトレーラーに戻る日が迫っていた……。
音楽が良かったですねー フォークやブルースといったアメリカのルーツ・ミュージックに影響されたバンドやミュージシャンが、ライブ・シーンに登場しますが、「ジェイムズ」が歌う曲も良かったですね、、、
「ジェイムズ」役の「ジョニー・フリン」は、生粋の二枚目じゃないけど独特の雰囲気を持っていて、「フラニー」役の「アン・ハサウェイ」とぴったりのカップルでした… たまにはラブ・ストーリーも良いですね。
-----staff/cast-------------
監督:ケイト・バーカー=フロイランド
製作:マーク・プラット
ジョナサン・デミ
アン・ハサウェイ
アダム・シュルマン
クリストファー・ウッドロウ
モリー・コナーズ
製作総指揮:マリア・セストーン
サラ・E・ジョンソン
ホイト・デヴィッド・モーガン
ジェイコブ・ペチェニック
アンディ・ノイバーバー
ビル・ジョンソン
ジム・セイベル
キャスリン・ディーン
ジャレッド・ルボフ
脚本:ケイト・バーカー=フロイランド
撮影:ジョン・ガレセリアン
プロダクションデザイン:ジェイド・ヒーリー
衣装デザイン:エマ・ポッター
編集:マドレーヌ・ギャヴィン
音楽:ジェニー・ルイス
ジョナサン・ライス
ナサニエル・ウォルコット
出演:
アン・ハサウェイ フラニー・エリス
ジョニー・フリン ジェイムズ・フォレスター
ベン・ローゼンフィールド ヘンリー
メアリー・スティーンバージェン カレン・エリス
ギデオン・グリック エヴェレット -
DVDやブルーレイがお店に並んでたらパッケージ買いしてしまいそうな素敵な装丁。
事故で意識不明の状態に陥ってしまうミュージシャンの弟とその音楽にまつわる話だけれども、音楽ってのは思考とは全くかけ離れて、考えなくても理解出来るものだから色んなものを飛び越えてしまうことがある。
キャンプファイヤーを囲んで、ただ火を見つめている時のように。
生きている中で色んな音と出会うことになると思うので音楽とは無関係という人はこの世には居ないと思うけれども、音楽を愛する人ならぜひ観て欲しい作品 -
恋愛映画としては淡白な内容で、あっという間に終わってしまうのですが、音楽のセンスが良い映画だなぁと。主人公((アン・ハサウェイ)の相手役のミュージシャン(←ファンのお見舞いにふらっとやって来るいい奴)の弾き語りも、バイオリンも合わせる感じがよかったし、主人公が行くライブハウスでちらっとするミュージシャンの歌も何気に良かったです。
とりわけ、Sharon Van Ettenという歌手の歌声は印象に残りました。
https://www.youtube.com/watch?v=_zK5WHs3vzI
有名ミュージシャンじゃないけど、アメリカのミュージックシーンの層の厚さみたいなのもこの映画から感じました。 -
めちゃくちゃ好きだった。アン・ハサウェイ可愛い。最初から最後まで全部ワタシには良かった。弟や母親が恋愛に絡むのも、事故で病院だけど。自立している人たちのすれ違う感じ。めちゃくちゃ好き。
人生って、こんな感じの繰り返しやねん。そう思う。 -
ストーリーはないに等しい。歌だけでみせる映画かな。
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とても静かな映画。
特別なストーリーがあるわけではなく、一つの家族、一つの出会いを静かに描いた映画でした。
ニューヨークの夜景と音楽が素晴らしい。 -
淡々と進むストーリーだけどそこに音楽が自然に盛り込まれてて、主人公達の距離が縮まってく過程を無理なく自然に見せてたと思う。
辛い状況の中、自分にできることは何もない時あんな風に音楽に救われることあるだろうなと。
また音楽を通して人と深く繋がれることも。
サラッと終わったのが私は逆に沁みた。
(邦題はノッティングヒルの恋人にかけてる?)