読んだら忘れない読書術 [Kindle]

著者 :
  • サンマーク出版
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感想・レビュー・書評

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  • 【この本を一言で説明すると】
    読書の大切さを教えてくれ、効果的に読書を自分の血となり肉としてくれるか(成長につながる)を学ばせてくれる本

    【特に気づきがあったこと】
    ①パラパラ読み
    初めに読む目的と読み方を決める。目標設定をすること。

    ②ストレス緩和
    本を静かな場所で6分間読むことはストレス軽減になる。また本には大抵の悩みを解決する方法が書いてあり、それらを読めば悩みはなくなりストレスも軽減される。

    ③アウトプット前提のインプット
    スクイーズ効果、読む前にアウトプットをすることを前提に読むと内容の定着度が高まる。SNS等にレビューや感想を書くことを前提に読むと学習効果が高まる。


    【メモ】
    読んだ本の定義
    人に説明できること、内容を議論できること

  • 【概要(備忘)】
    ・一通りの読書術(本を読むメリット、読み方、選書方法)について書かれている
    ・本の題名となっている「読んだら忘れない」という部分について書かれている部分については少なく、この部分を目的で読むのはあまりお勧めできない。
    ・本書の幹は第二章の読書術3つの基本
    ① 「記憶に残る読書術」
    ⇒1週間に3回アウトプットすると記憶される
    ② 「スキマ時間読書術」
    ⇒制限時間があるので集中力が高まり、記憶に残りやすい
     今日一日でこの本を読む、と目標設定するのが吉
    ③ 「深読読書術」
    ⇒内容を覚えていなければ、速読しても意味がない
    ⇒読書の質 > 読書のスピード

    【所感】
    ・既知の情報が多数を占め、新たな発見は乏しかった。
    ・アウトプットの重要性は承知しつつも、レビューを書くことをサボっていたため、今一度初心に戻ってアウトプットする必要があると痛感した。

  • 「1年たって古くなるのが「情報」、10年たっても古くならないのが「知識」です。」

    本を読むスタンスについて書いてある。本を読んで忘れては意味がない、と著者は言う。私はそうは思わない。私は、忘れたとしても、それは脳の奥深くに積もると考える。だから、たくさんの本を読む必要がある。

    この本では、著者のオススメ本を多く得られた。

  •  本を読むことを習慣にしようと思い初めて読みだした。
     読書術系の本は大体「インプットしたあとに必ずアウトプットすること」を提唱している。例外なくこの本にも書かれてあったので、やはり記憶を定着させるにはレビューを書くなり、人に話すなりすることが一番なんだろうなと言うことを裏付けることができた。
     やり始めとやり終わりにあるという「5分間の超集中時間」を使った読書術は試してみたいと思ったので、これから試してみようと思う。
     あとは自分にあったレベルの本を読んでからレベルアップしていくことと、興味のあるジャンルを短期間に複数読む「固め読み」も試してみたい。
     文章も読みやすくてスっと読めたのでよかった。

  • kindle購入のきっかけになった本。
    マーカーを引きながら本を読む
    インプットとアウトプットを繰り返す。
    すきま時間は携帯より本を!
    月1万円の読書費用。
    読書には癒し効果がある。



    など、すぐに使えるtipsも盛りだくさん。
    さっそくkindleを買って読書量があがったことを実感している。

  • 書き込み2015/10/06 12:19
    2週目2016/10/15
    3週目 2018/06/01 23:14 マーカー部分
    4週目 2019/04/14 16:34パラパラ

    フライヤー2019/04/14 16:00
    ・「情報」は「事実」「結果」「事象」であり、1年たったら古くなるが、「知識」はそれらの積み重ねから得られる「エッセンス」であるため、10年たっても古くならない。つまり、実践可能、応用可能で、10年たっても風化することのない「結晶化された知識」を得られるのが「本」である。
    ・読書の目的は自己成長,but動機は楽しいから
    ←楽しみながら読むだけで、ドーパミンが分泌されて、記憶にも残り、自己成長につながるのである
    ・読書:先人の失敗や成功を先回り出来る
    ・読書後7-10日以内に以下3つ以上アウトプットすると◎
    1. 本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く。
    2. 本の内容を人に話す。本を人に勧める。
    3. 本の感想や気づき、名言をFacebookやTwitterでシェアする。
    4. Facebookやメルマガに書評、レビューを書く。

    ・今日はこの本を読む:目標設定
    →緊張感出て、定着

    ・集中力
    -高い集中力:15分,集中出来る:45分
    →15分:初頭努力5分+終末努力:5分で高い集中力維持出来る
    ・寝る前もおすすめ

    ・読み方:目次見て読む目的決める
    →目次:気になる所の結論辺り読む
    →また気になったこと目次で調べて読む
    ←初頭効果などで定着
    ←ワクワクする知的好奇心を先に満たす

  • 読んだら忘れてしまいがちな本の内容、だからこそここでも備忘録を兼ねて書いてます。

    心的健康のための読書、インプットとアウトプット、特に時間を空けてのアウトプットが重要、マーカーもアウトプットの一つ、レビューは翌日以降に、細切れ・すきま時間を使っての読書、就寝前の活用、目的に合わせて読む、数より何を読むかが10倍重要、専門書はジュンク堂書店、直感・出会い・わくわく、読書ポートフォリオ、電子書籍:スピード・保管・ハイライト・経済的、読みとばしやぱらぱらができないのが電子書籍のデメリット~ハイライト機能でカバー、KindleとAmazon(Kindleオーナーライブラリー)の活用、整理、プレゼントする、

    少しでも忘れないための方策として、自己成長に繋がる読書、人生を変える読書を心がけたい。
    また、その時々の人生のポイントで必要な本と出会ってきたと言える。そういう本は心の奥底で自分を形作っていると思う。
    精神科医の観点からも、読書の効果を多面的に語ってます。

  • 読書は人生を豊かにすることにつながるが、いかに内容を記憶にとどめ血肉になるような読み方にするかについての本。記憶するにはアウトプット(できれば一週間に3回)。読書&アウトプットの習慣づけが大事。マーク(ハイライト)と書き込み、付箋。隙間時間に読書。そのジャンルでの自分のレベルを踏まえ適した内容の本を選ぶこと(初心者が上級者向けの本を読んでもくじけるし、簡単すぎてもつまなぬし糧にならない。自分のレベルのやや上が一番良い。)読め。読書は投資。迷ったら買え。外れを恐れるな。医師である著者の「読書習慣→病気や健康についての情報(本)へのリーチをうながしたい!」という愛と善意ミッション下の1冊。
    ・対処法、解決法が提示されれば、解決していなくてもストレスは軽減される
    ・人間の能力は一生伸びる。そのためには「運動」と「読書」
    ・ワクワクを大事に

  • ☆読書は大事!
    ・1年たって古くなるのが「情報」、古くならないのが「知識」
    →「知識」を得るのが「本」である。
    ・IQを左右する因子として遺伝の次に大きいのが「読書」と言われている。
    ・高齢になって読書をすると精神的退化は32%遅らせ、逆に頭を全然使わないと退化が48%加速する。
    ・年収が高い人は読書量も多い、という研究。
    ・ただ、本を読む動機は「楽しいから」でなければならない。「自己成長のため」では続かない。


    ☆実は読書のストレス解消効果はスゴい!
    ・心拍数などをもとに検証した研究では、テレビゲームは21%、散歩は42%、コーヒーは54%、音楽鑑賞は61%、読書は68%のストレス解消効果。
    ・しかも、静かなところで6分読書するだけで効果がある!


    ☆頭に残すには・・・?
    ・脳が「重要な情報」と判断する基準は2つ
    ①何度も利用される情報
    ②心が動いた出来事

    ①何度も復習することが大事
    効率的なタイミングは、できれば1,3,7日目。
    1週間で3回アウトプットすると記憶に残る、と言われる。

    ②記憶力UPが確認されている脳内物質
    アドレナリン・ノルアドレナリン…不安・恐怖
    ドーパミン…幸福物質、ワクワク
    エンドルフィン…快楽物質、最高の喜びとともに
    オキシトシン…愛情やスキンシップ


    ☆出かける前に、今日読む本を決めると1日1冊読み切れる!
    →目標設定・制限時間による集中力UP


    ☆アウトプット
    ①「人に話す」
    ・他の人に、いい本を紹介するつもりで。
    ・紹介するときは、複数の視点で説明する。
    →深く読み込む能力も養える。

    ②「SNSに投稿」 数行で全然OK


    ☆「アウトプットを前提にしたインプット」を意識する
    ・必ずアウトプットする!と決めるだけで吸収効率は変わる
    ・感想は当日、レビューは翌日以降
    →当日は冷めやらぬエキサイティング状態で、感情言語しか出てこない。客観的記載は無理。


    ☆スキマ時間読書の方がよい?
    ・制限時間効果による集中UP
    ・初頭努力と終末努力を活用する。
    =何かを行うとき、集中力は始めと終わりで最も高くなる
    ・人間の高い集中力の限界は15分、普通の集中力維持は45分、休憩を挟めば90分。
    →スキマ読書で重要な単位は「15分」
    ・おススメは睡眠前読書
    →心身リラックス効果で入眠改善


    ☆読み始める前にゴールを決める
    ・まず本を開いたら目次から、一番知りたいことが書かれているところをみて読んでみる!
    →ワクワクUP、目的地の把握
    ・〇時までにここまで読む!と決める
    →目標設定による集中力UP

    ☆面白そう!と思って買ったらすぐ読み始める!
    →感情への訴えが強いうちに!


    ☆「守」「破」「離」
    ①「守」=基本をそのままそっくり真似る
    ②「破」=他人のやり方を研究しさらに成長していく
    ③「離」=自己流を探索しブレイクスルー

    →自分がどのステージにいるのかを意識する。
    自分に合わないステージの本は無意味!

    実際には、必要なのはほとんど「守」の本(入門書)なのに、なぜか「離」の本(難しい本)ばっかり買いたがる


    ☆だんだん「直観力」が養われる
    ・直感をうむ「基底核」は大人でも成長を続ける。
    →読めば読むほど、自分に合う本がなんとなくわかるようになってくる!


    【結論】
    読書したのに覚えてない、ということは「知識」として残っていないということ。人に説明できない読書は意味がない!
    →きちんとアウトプットして頭に残そう!

  • 読書をするための心得のような本でした。
    これから読書をはじめる人に特に読んでほしい本です。

    <心に残った文章>
    ・1年たって古くなるのが『情報』、10年たっても古くならないのが『知識』
     ※ネット、テレビ、新聞、雑誌、週刊誌で得られる内容のほとんどが『情報』
     ※体系だった本から得られるのが『知識』
    ・脳の『偏桃体』の興奮=不安
     >”言語情報”が脳内に入ると偏桃体の興奮が抑制される。
      >言語情報は『話す』『聞く』『読む』などから得られる。
       >話す、聞くは一人では成立しないが、読むは本から得られる。
    ・6分間の読書でストレスを3分2以上を軽減できる。
    ・人間は自分の経験、体験からしか物事を判断できない。
     >本を読まない人は乏しい自分の経験だけで判断するしかない。
    ・本には他人の失敗の経験や試行錯誤の跡が記されている。
     >他人の経験を活かすことで時間の無駄を減らして最短距離で成功への道を歩める。
    ・本を読んだら1週間に3回アウトプットする。
     ※本を読む(インプット)だけではだめ、アウトプットをすることで身につく。

著者プロフィール

1965年、札幌市生まれ。累計56万ヒット突破の人気Webサイト「札幌激辛カレー批評」(http://www.kabasawa.jp/)主宰者。2003年7月に著書『とっておき北海道 カレー50』
(アドネット刊)を刊行するなど、スープカレーをメインにカレー店の動向を精力的に追い
続けている。また、スター・ウォーズ研究家としても知られ、スター・ウォーズ研究のWeb
サイト「ホス・プレス」を運営。著書に「スター・ウォーズ新三部作完全解読本」(三一書房)、
「スター・ウォーズ完全基礎講座エピソードⅠ篇」(扶桑社、共著)などがある。

「2004年 『北海道スープカレー読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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