「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質 (SB新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 逆さ地図で見るとあるが特にその特徴はなく、普通の地政学の本だった。
    タイ・ベトナム・ラオスにまたがる安南山脈を境に東側が中国文化圏、西側がインド文化圏というのは知らなかった。
    最終章の軍事と安全については、「こうすれば相手はこう思う」というのはなかなか根拠がなく、結局戦争にならないと正解がわからないので、なんとも言えないように思う。ひとつの意見としては面白いが。「戦争」と「経済」は過去になってからそのときの人がそう思ったのではないか、という振り返りしかできない分野であり、こうすればこうなるという予測は成り立たない世界だなあ、と思う。だからこそ、軍事と安全は難しい。
    著者はアメリカ好き、中国・韓国嫌い、安部政治好き、の立場。

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著者プロフィール

1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士。ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。
TV、新聞、雑誌のコメンテイター、各種企業、省庁などで講演。著書に『戦争民営化』(祥伝社)、『国際テロファイル』(かや書房)、『「極東危機」の最前線』(廣済堂出版)、『熱風アジア戦機の最前線』(司書房)、『日本人だけが知らない「終戦」の真実』 (SB新書)など多数。

「2021年 『知らないではすまされない地政学が予測する日本の未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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