- Amazon.co.jp ・電子書籍 (319ページ)
感想・レビュー・書評
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登場人物に感情移入できるかが、私にとって良い小説の大きな要素です。荒唐無稽になりがちな設定を置きつつ、心情の動きを生き生きと描く作者に脱帽です。
「老境に差し掛かり色々なものを大事にしつつ、気持ちを後世に伝えていきたい。」そんな小説です。無骨で愛らしい人柄と濃すぎない出会いも好印象です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
異世界で騎士のオレ様がおれつえーする話
ではあるが
いわゆる「なろう作品」でありながら
転生もしないし美少女ヒロインに囲まれたりもしない
普通のお話
こんなまともな話が「なろう」にもあったのね
たんに時代劇調の良い話ではなく
日本文化の思いつく格好良い旅の老騎士が無双するという
題材の目新しさも良いところ -
グルメ4:バトル3:人間ドラマ3ぐらいの割合で老騎士の旅路を綴った作品。
下記理由から★3にしている。
・読み終わった後に心に残らない
・戦闘の描写が物足りない
・途中で差しこまれたラブロマンスがしっくりこない
一番最初の項目については、感じ方は人それぞれ。
騎馬&騎士の戦闘はどうしてもアルスラーン戦記と比較してしまうため、描写や迫力で見劣りしてしまう。
ラブロマンスについては、"一夜の恋"というシチュエーションに惹かれるかどうか。
つまり後者2点が気にならない人なら楽しめるだろう。グルメパートなど夜に読むとデブの遺伝子がざわめきだすほど美味そうだ。満腹時に読むことを薦める。 -
国に仕えていた騎士が辺境を旅するというお話。
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以前に「なろう」で読んでいたけれど,じっくり読みたくなり購入.
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愛馬と最後の旅に出る主人公をはじめ、登場人物のキャラがいいです。
中世や騎士、冒険譚が好きなので、楽しくすいすい読めました。