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感想・レビュー・書評
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『唯識三十頌』という唯識仏教の書物を解説した本です。唯識論とは文字通り、唯(ただ)認識がある論です。この本を読んだ僕なりの理解ですが、自分を取り巻く世界は自身の認識作用が生み出した仮初めの存在とのことです。その認識のメカニズムは8つの階層で形成されており、最も深い第八阿頼耶識があらゆる認識の根源としています。一般的に言われる「心」は第六意識と呼ばれ、その間には第七末那識があります。残り上部5つが前五識と言われるいわゆる五感です。本の内容は専門用語が多く難解で、あまり多くは理解できませんでしたが、西洋哲学とはかなり異なる発想で面白かったです。
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すべては心のあらわで客観的世界は存在しない!!!
心の奥底には触れ得ない永遠の情報のすべてが詰まっている。
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