その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
3.68
  • (5)
  • (12)
  • (9)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 101
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 夫がうつ病になった著者の体験記です。ほぼ漫画なのでとっても読みやすかった。

    うつ病の人を支える上で一番大切なことは、うつ病患者を一人にしないこと。うつ病を患うと、どんどんネガティブな感情が浮かび上がり、最終的には死を選ぶことがある。そんなときは誰かがそばにいて、支えてあげなければいけないのだ。

    いろんなことができなくなるうつ病は本当に辛い病気。しかし、適切な処置をすれば良くなる希望もあります。そんな希望を感じられる本でした。

  • ツレがうつになりまして の続編。うつ病も治るんだと思いました。細川貂々さんも言っていましたがうつ病になった事により、成長できたと。又、ツレさんは病気を誇りに思ってとも。とてもよかったです。うつ病を知る事ができました。

  • 鬱はしばらく悪かったが、その後改善して、講演会をするまでになる。このあたりは映画では描かれていて、あまり新鮮な感じはしない。張り切って会社設立までいくが、その原因は鬱が売れたことなので、とてもレアなケースだ。

  • 「ツレがうつになりまして」の続編が本書。
    前作の方が生々しい印象。「その後」のことだから当然か。
    しかし、うつ病が落ち着いてから、うつ病当時を振り返り、読者のためになりそうなことを書いてあるので、参考になる人は多いかもしれない。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

細川貂々の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×