2024.04.中学生のアンは,綺麗に死ぬことを望んでいた.すると,今までい席が隣なのに一度も話もしたことのない昆虫系の徳川がネズミを殺して踏みつけているところを見かける.アンは徳川に自分を殺してほしいと依頼する.それから二人は「悲劇の記憶」というノートを作り,殺人方法を考えて記録していた.そして,決行する12月の夜,約束の時間に遅れて徳川が来て殺すことは出来ないと言う.徳川の父親の再婚相手を殺しに行こうとしているのが分かりアンが必死に止める.次の日からも二人は何も喋らずに中学,高校を卒業する.アンが東京の大学に進学を決めて,家を出ようとしていた際に,突然,やはり東京の美大へ進学を決めていた徳川が「悲劇の記憶」を渡しにやって来る.開いてみると,後半のベージにはアンの絵が多く描かれていた.終わり方が良かったからまあ助かったけど,長い内容がずっと読んでいて気分が悪くなるようなものだった.