ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎単行本) [Kindle]

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著者 : 藤沢数希
  • 幻冬舎 (2015年7月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (275ページ)

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ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎単行本)の感想・レビュー・書評

  • ものすごく簡単に言えば、モテない男がモテるようになるという小説なのですが、そこで使われるのが恋愛工学という考え方です。
    では、恋愛工学とはなんでしょう。

    次の二点がその概要と言っていいでしょう。
    “いまでは金融や広告など様々な分野が数理モデルに従って動いている。かつては文系人間たちのガッツで回っていたこうした業界は、いまや複雑なアルゴリズムを操るオタク達が牛耳っている。だったら恋愛でも同じことになりはしないだろうか?答えはイエスだ。恋愛の世界でも、恐るべきテクノロジーが密かに開発されているたのだ。”
    “進化生物学や心理学の膨大な研究成果を基に、金融工学のフレームワークを使って、ナンパ理論を科学の域にまで高めたものだ。”
    この恋愛工学の考え方に基づいた様々なテクニックを使い、非モテ男がナンパでセックスしまくるという話です。

    これだけ読むと、不快な感じを持つ方がいるかもしれません。
    実際に、そういう部分があるとも思います。
    しかし、注目してほしいのは「進化生物学や心理学の膨大な研究成果を基に、金融工学のフレームワークを使って」というところです。
    僕は心理学に興味があり、ブログではメンタリストDaiGoさんの本をはじめ、心理学関連の本を何冊も紹介しています。

    恋愛というのは、ある意味究極の心理戦ではないでしょうか。
    そこで有効な知見は、他の分野にも応用できます。
    たとえば次の箇所です。
    「デートプランには、常にセックスから逆算された合理性が必要だ」
    この箇所の「デートプラン」を「ビジネスプラン」に、「セックス」を「目的(利益等)」に置き換えてはどうでしょうか。

    また、次の箇所も使えそうです。
    「恋愛工学というのは、女に選ばれるためのテクノロジーではなく、むしろ、自分のことを、女が勝ち取らなければいけない価値の高い男だと思い込ませることにこそ、その真価がある」
    この箇所は、「女」を「顧客」に、「自分」「男」を「商品・サービス」に置き換えるとよさそうです。
    そんな視点で読んでいけば、恋愛以外の分野にも参考にできる点が見つかるでしょう。

    なんといっても、恋愛は誰にでも馴染みのある分野です。
    その恋愛を題材にすることで、進化生物学、心理学、金融工学といった分野の勉強ができることもこの本の特長ではないでしょうか。
    そのようなことから、 僕のような四十半ばの妻子持ちが読んでも、十分に楽しめて、勉強になる本だと思います。

    もちろん、モテたいという人は、恋愛工学に挑戦してみるのもいいでしょう。
    その場合は、小説の結末を踏まえたうえで、あくまでも自己責任でお願いします。

  • 恋愛工学についての本。
    ナンパの本。

    ナンパしたいとは思わないけど「どうやったらこの人を動かせるか」という事を考えるという事は結構いろいろ応用聞くなーと感じた。

    コミュニケーションの本で言うと概念的なものとかは理解していても実際にどう使うのかイメージしづらかったりするけど、この本ではナンパを通して具体的なテクニック(行動)まで読めるので分かりやすい。

  • 最近はやっているらしい。
    が、内容は一昔前の心理学と行動経済学の知見の恋愛?ナンパ?への応用である。
    心理学6の行動経済学4くらい。

    大原則は、
    成功回数=声をかける回数×気に入ってもらえる確率
    という黄金律である。

    声をかける回数は、ひたすら練習である。
    初めは街コンのような準備されている場所からスタートして、ストリートナンパやクラブで練習を積んでいく。
    これは練習あるのみである。


    次に気に入ってもらえる確率であるが、これは前述の心理学や行動経済学の結果が盛り込まれている。
    どのような話題をしていけばいいのか、どのような振る舞いを見せるのが良いのか等、一度は聞いたことがあるテクニックではあるが、ストーリー仕立てでこのシチュエーションにはこのテクニックが有効という感じになっているので、本の構成はわかりやすい。

    六本木で働いている高学歴、高収入で頭の中がお花畑の人たちはおそらく本書を読んでいるので、翻って優位性はもはやない(だってみんな同じ戦略をとっているのだろう)のだろうけれど、基本的な戦略としては理論的には正しい。


    が、何が楽しくてこんな本が売れているのか。
    もっとも読むべき本があるでしょう。日本のビジネスマンよ。。。

    行動心理学であれば、やはり 「Thinking, Fast and Slow」 Daniel Kahneman でしょうか。

  • 破壊力抜群の「恋愛工学論」が小説になると、どうなるか? 著者は小説向きではなさそうだが……と思ったが。うまくまとめている。ラストは理論の否定か止揚か? 図らずも血肉あるヒトの物語は「工学」からスピンアウトする運命なのか……

  • 恋愛における心理を小説形式でわかりやすく読める。自分がナンパしたいとかしようと思ってるとかに限らず、本としてもおもしろい。

  • なぜかモテるやつが、こんな感じだったような気がする。

  • 巷で散々な言われようだったのと、自分もちょっと散々な状況だったのでネタの意味も込めて見てみた。

    意外と普通なことが書いてあって、例えば相手に言い訳を用意してあげるとか、会話は相手のペース(話す速度とか含め)に合わせるとか、オウム返しをうまく使ってキャッチボールできている感を出すとか、結局相手も自分も悪い気持ちにならないようにするために、どう会話をマネージしますか、っていう話だったかな。
    ナンパの話とか、手を握って、DVDでセックスに持ち込んで、とかはちょっと性に合わないとは思ったけど、それくらいさくっとできるような余裕だとかは、と女性側も求めている節はあるとは思った。(多分やりまくってる箇所は男女ともに嫌悪感抱く人多そうとも感じた)

    仮に一途に思っていても、その出し方は考えものだなって感じで。この本で書かれていたことをすべて実践していたら気持ち悪いけど、学べるものはあったかなという印象。

  • 面白く、一気に読んでしまった。
    「恋愛工学」についても、読む分には非常に面白く、「あ〜なるほどな〜」と納得できる部分が多く、興味深かった。
    が、現実の世界で活用するのは難しいかな・・・。

  • 面白い。現代のラブストーリー

  • 男女問わず読んで面白い本だと思う。
    こんなことあり得ないだろうって感じる人が多いと思うけれども、ちゃんと読んでみると心理学的な要素や生物学的な要素が裏付けとしているテクノロジーを基に書かれている事が分かる。
    物語としても面白いです。

  • 軽く読める話。ただ、ストーリーに深みはない。
    楽しく読めるが、人によっては不快に感じる内容。
    反復試行の話は面白い。
    ただ、全体的に金融工学の応用と謳っているものの、数字の話は少ない。生物学的な話なのかな、と。
    期待していたものとは違った。

  • 小説風の恋愛ハウツー本。


    ストーリー仕立てになってるのでスラスラ読みながら恋愛工学を学べる。


    27歳の非モテ男が、とあるつながりで恋愛マスターと出会い、最後はS級の美女を落としていく。


    イエスセット、ラポールなど心理学の基本、ベッドインまでのフェーズ、会話するときに意識することなどが豊富に書かれている。
    ただこうした理論を学びながらも実践を継続していくことが何よりも重要だと感じさせてくれる一冊でした。

  • 大変面白かった。こうした小説の体を取った本というのは得てしてストーリーが雑になりがちだが、きれいな起承転結としっかりとした伏線の回収、そして気持ちのいいエンディングになっていて、完成度が高い。
    ただし、たしかに著者や永沢さんが女性を尊重しているのはわかるが、それにしても女性を下に見ているような言い回しが多いため、人によっては嫌悪感を抱くかもしれない。また、ちょっと出来すぎな部分もあるが、それは本書が小説であることとして甘んじて楽しむようにしたほうがいいだろう。

  • 【145冊目】とにかく勉強になった。まぁ、愛を証明するというか、どうやったら女性とセックスが出来るか、という話。恋愛工学なるものに基づいているらしい。
    一番勉強になったのは、モテる男というのはイケメンでも金持ちでもなく、他の女とセックスをしている男という指摘。

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