「サイコパス」の概念をキーワードにしたサスペンス
ノリのいい教室ハスミンは実は腹黒で
ストレス解消と日々の安寧のために
邪魔者の排除に奔走する
序盤は策略に富んでいて、学校を支配するためのターゲットとサスペンスらしい始末方法が見られました
後半リセットに向かい始めてからは
中途半端な生存者やただの休職者など
殺戮に成功したとて次の生活に戻れない粗が目立ちます
サイコパス特有の「それで整合性が取れてると思ってる」という悪癖かもしれませんが…
当然生き残りから瓦解して悪事がバレる
今までうまくやってきたにしては詰めの甘さを感じました
作画は迫力があり、嫌われ者は醜く、人気者は整った外見へ書き分けられていたので
人数の割にキーパーソンは分かりやすかったです
今年は『復讐の教科書』『異常者の愛』など
サイコスリラーの類が多くオススメされましたが
やはりスプラッターな描写も多く、読むのに疲れました
新作の出続けるジャンルですが
同様に苦手な方は間違いなく多いと思います