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- / ISBN・EAN: 4988126209452
感想・レビュー・書評
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まだまだ芽が出なさそうな若い落語家が
かっこいい女性とかわいい女の子に出会って
ほんの少しでも成長するのか? しないのか? どうなんだよ! という映画だった
素朴な素人俳優が主人公なのが、ちょうど良いカンジだった
落語家一門の弟子たちが、わちゃわちゃ楽しそうなのと
なにげなく映る東京のロケーションが好きだった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数週間前に森田芳光の記事を読んで気になっていた事を思い出しました。
今年初め、松山ケンイチ主演で『の・ようなもの のようなもの』が公開。『の・ようなもの』から30数年後を描いた作品。いずれ観るつもりではいます。
この元の『の・ようなもの』 公開当時 かなり話題になった事を思い出しました。『ハル』と云う作品があります。当時はさほど話題にはならなかったと思います。一部マニアの間では注目されてました。どのレンタル店でも借りれなかったです。置いてなかったのかもしれません。結局観る事自体忘れてしまいました。
この両作品とも、監督森田芳光。 ちなみに『の・ようなもの』は監督初作品 主演の伊藤克信もデビュー作になります。
出演クレジットでは、秋吉久美子が一番最初に出てきますが、主役は伊藤克信です。
昭和の時代のほのぼのとした映画なのかなー。ほのぼのとした裏に人生に置いての色々と考えさせられるモノが隠れているのかもしれません。あえて、隠れているモノを見つけずに普通に見れば良いかと。
その方が楽しめます。
昭和40・50年代頃の良さを懐かしめるかも。と言いながらもマイムはその頃は子供だったので良く分かりませんけど。
『の・ようなもの ようなもの』を観ようとしている人は、最初に観ても良いかと思います。 -
『の・ようなもの』は、1981年の日本映画。落語の世界を題材にして、コメディの要素を取り入れた青春群像映画。
あらすじ:
物語の舞台は東京の下町。若手落語家(二ツ目)の志ん魚(しんとと・伊藤克信)は、23歳の誕生日記念に初めてソープランドへ行く。相手を務めたエリザベス(秋吉久美子)は、実はインテリで落語にあまり興味がなかったが、裏表のない性格の志ん魚と何となくデートを重ね相談相手もする奇妙な関係になる。
ある日、女子高校の落語研究会を指導するはめになった志ん魚は、その中の一人・由美(麻生えりか)を好きになる。エリザベスに相談するものの、どちらの関係も絶ちがたく二股交際を始める志ん魚であった。由美とのデートの帰り、由美の実家へ立ち寄った志ん魚は両親を紹介され古典落語『二十四孝』を披露する。しかし、由美の父(芹沢博文)から「なってないねぇ。どうやって生活しているの?」と心配され、古今亭志ん朝や立川談志と比較された挙句、由美からも「下手」と駄目を押される始末。失意の志ん魚は家を出るが終電は既に無く、堀切駅から浅草へ向けて歩き出す。深夜の下町を「道中づけ」しながら歩き続け、浅草へ到着したとき夜は明け心配してスクーターで駆けつけた由美が待っていた。
その一方、パッとしなかった志ん魚の一門の先輩・志ん米(尾藤イサオ)が真打ちに昇進することとなり、関係者は沸き立つ。エリザベスは引っ越して新たな道を歩むこととなり、取り残されたような気持ちになった志ん魚は自分の将来や落語界の未来について真剣に考え始めるのだった。
エピソード:
本作の撮影のため若手落語家を探していた森田監督は都内の寄席に通ったがなかなか思い描くような人が見つからず、『全日本落語選手権』へ出演していた伊藤克信(当時、大学生)を偶然テレビで観て主役に抜擢した。伊藤は、保険会社へ就職が決まっており演技経験もないため申し出を断ろうと思っていたが、監督の熱意に押され映画出演を承諾した。このような経緯で出演したため苦労話も多く、道中づけのシーンでは実際に42.195キロを歩き、このシーンのナレーション収録の際はスタジオの中を歩きながら50回近くも収録を繰り返したため、力の抜けた語り口調に仕上がっている。
主人公と兄弟子・志ん米の関係は森田と高田文夫(大学落語研究会の先輩)をモチーフとしている。また、志ん米の服装は大学時代の高田そのものであったという。
道中づけのシーンでは、アサヒビール吾妻橋工場(跡地にはアサヒビールタワーなどが所在するリバーピア吾妻橋)、仁丹塔(森下仁丹の広告塔)、国際劇場(跡地には浅草ビューホテル)、台東体育館(ジャイアント馬場とアントニオ猪木デビュー戦の会場)など現存しない建物がフィルムに収められている。また、由美がスクーター(ホンダ・タクト)で志ん魚を追う場面でヘルメットを着用していないのは義務化以前に撮影された映画だからであり違法ではない(原動機付自転車の公道でのヘルメット着用が義務化されたのは1986年からである)。
公開時に995円の入場料でお釣が5円になるようにして「ご縁」と引っ掛けた設定をしていた。
落語家の柳家喬太郎が2006年に発売したアルバム「の・ようなうた 〜柳家喬太郎歌謡図鑑〜」の中でこの映画の主題歌「シー・ユー・アゲイン雰囲気」を自らカヴァーして歌っている。(ウィキペディア) -
ばたばたして面白いな。