掟上今日子の遺言書(単行本版) 忘却探偵 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • すーっと読めた。なんだか動機が弱く、ネタ切れかな?という気もするけど、最後の一文を読んだら、次作へのフリのようにも読めた。
    人が死ぬ動機、人を殺す動機が幼稚なときに、それをどう解釈してしまうだろう。現実味を伴うか、フィクションに見えるか。今回は後者が勝ったけど、自分が世界を知らないだけ?なんて言い出したら、虚構と現実の区別がつかなくなるよなあとも思う。浅薄という言葉が小説中にも登場したけど、「そうだよな、浅薄だったよな」というのは、著者に対する納得感なのかもしれないなあ。

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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