そして生活はつづく (文春文庫) [Kindle]

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  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 星野源さんは有名な曲やドラマは知っている、程度でしたが面白いと聞き読みました。序盤から声出して笑いました。
    アホらしくて笑い、分かるわ〜と共感もし、最後まで楽しく読ませていただきました。他のエッセイも読んでみようと思います。

  • なんて面白い人なんだろう。読みながら大爆笑。
    また癒されたい時読みます。

  • とても読みやすいエッセイでした。
    クスッと笑えたり、ふむふむと読んだり、とても楽しく最後まで読めました。
    星野源さんすごい!老若男女、楽しめそうな一冊です。

  • ユーモアと共感のバランス。

  • 総じて面白かった。

    内面を包み隠さず、ありのままの感情で吐露されていて、そうそうあるあるっ、ってとても共感できた。

    すぐに読み進められる。

  • 馬鹿馬鹿しくて、でも寂しくて、いい。
    この本はトイレに置いておこうと思う。

  • お腹痛くてひとりぼっちな人の本は絶対信用できる。

    面白かった。そして私も好きな人と「ひとつ」になるのではなくて、二人で一緒に「ふたり」でいられるのを目指したいなぁと思った。

  • 再読しました。フワちゃんとコラボしていたラジオが面白くて、星野源の人となりを知るにはエッセイを読もう!ということで再読しました。悩んでも「(く)そして生活はつづく」ので何でも楽しんで過ごした方が良い!この頃の星野源は「ひとり」が好きで、ひとりでいることのエピソードがいくつかあるけど、結婚した今はどう変わったのか気になります!新しいエッセイで変化はあるのかも気になります。

  • 星野源さんの初めてのエッセイ。「生活をおもしろがる」という発想が素敵だなと思いました。洗濯、料理、掃除、その他諸々、日々めんどくさいけど日常生活をおもしろがれたら毎日が楽しい。星野源さんが好きになる一冊。

  • ゆるいエッセイが和み癒されプッと笑える。ありがたい。星野源が星野源となった由縁がわかる一冊。ばかばかしいエッセイもあれば、真面目な考察もあり、しんみりする部分もあって読み応えあり。

  • 星野源のエッセイは以前からずっと読みたくてようやく読めた。
    文章が非常に読みやすくて、源ちゃんは多才だなって思った。
    生活が苦手、って言葉が非常に心に残った。
    私も生活が苦手。生活を好きになることで、生活が面白くなる。
    そんな、心に残るシンプルな言葉がたくさん詰まっている。
    星野源の他のエッセイも読みたいと思った。

  • 星野源さんのへんてこぶりが愛おしくなる。源さんの独特の思考回路も自覚している弱みも丸裸だからこそ、読んでいて安心してしまう作品でした。

  • 包み隠さないんだね。人間らしいわ。

  • 人間味のある内容で、包み隠さず、人生を楽しんでいる姿を想像してします。
    こんな人間になりたいもんだ

  • 星野源が好きになる本。
    小学生がそのまま大人になったような、愛すべき残念オトコ、といった印象をいだきました。

  • 星野源の処女エッセイ。

    彼の生い立ちや、まだ売れてない頃の日常生活などが知れて、非常に面白かった。

  • だめすぎておもしろい……又吉さんと言い、内容はともかくよく考えて暮らす人の文章は本当に面白い。

  • 私生活や普段の自分を書き、エッセイでも書かれているように普通あるいはちょっと変わった面も芸能人にもあるというのを見せてくれているから、面白い。

  • 面白くてあっという間に読み終わりました!
    特にブラジャーとの戦いが最高でした。
    そして生活はつづくのです。

  • 文才がある方だと思います。なんども読み返したくなる本です。
    歌、役者さんの仕事も忙しそうですが、またエッセイも腰を据えて書いてほしいなーと思います。

  • 当時、28歳の星野源が連載していた初エッセイ集。
    (これ絶対盛ってるよなあ)と思う部分はあるものの、
    ネガティブなことも赤裸々に書いてしまうのは尊敬。

    特にp166のスポーツの話は、
    映画の大ヒットから2年と待たずドラマ化した『WATER BOYS』とのこと。
    嫌な思い出を吐き出して気持ちの整理は付いたのだろうか。
    少なくとも私は、吐き出せそうにない。

  • 【精神的に疲れているときにおすすめ】
    何をする気にもなれないとき、まずは1ページだけでも読んでほしい1冊。
    何もしていないだめな自分を肯定してくれる。のではなく、
    そんな自分はだめではないと肯定してくれている。気がする。
    自分の何気ない「生活」を楽しめるようになるエッセイ。

  • 最近の星野源の曲が好きで、本人の考えてることを知りたくなったので手に取ってみた。

    星野源の歌詞にはキッチンとかご飯とか生活しようみたいな地に足がついた言葉がよく出てくるなと思っていたけど、この本を読んで納得した。

    私も鼻くそを指摘できる人でありたい。(鼻くそだっけな?)

  • 星野源さんが「つまらない毎日を面白がること」をテーマに書いたエッセイ。

    どれだけ有名な芸能人でも小学生でも主婦でも、誰もが生きていくためには毎日生活をしていかないといけない。
    そんな毎日の生活が退屈だと、娯楽や派手な遊びへといく人がいる。
    毎日が退屈だと悲観するのでなく、そこに面白さを見出すことができれば、毎日の生活がより充実するし、仕事にもハリが出ると学びになった。
    自分が楽しく今暮らせているのは、間違いなく1日1日の生活を大切にしているからだと思う。
    自炊、洗濯、掃除、断捨離とこれからも日常の生活を大事にしつつ、どうやったらもっと楽しめるのか考えながら生きていきたいと思える作品でした。
    星野源さんのことをこれまであまり知らなかったけど、このエッセイを通してすごく身近に感じ、これから曲も聴いていきたいと思いました。

    ◎参考ページ
    25、26、28

  • よいタイトルですね。「すいません、ちょっと気が寄っていました」

    私はKの差し出した紙切れに、真剣に日本地図を描いた。 「なんですかこれ……西日本がぜんぶ液状じゃないです・・・
    「気が寄る」というか。  自分のことを、思いすぎるんですね。  でも、実は自分を思うことが自分を滅ぼすことなんですな。  人を思うことが、本当は自分を思うことなん・・・
    確かに、自分のことばかりを考えている人より、人をあっさりと思いやれるような人のほうが魅力的に見える。自分の立場とかプライドとか、そういったものを常に考え、なるべく自分が損しないようにいつもピリピリしているような人より、たとえ自分が多少損をしたとしても「いいじゃない」とあっさり前に進める人のほうが、ストレスも少なそうで、かつ生きることを楽しんでいるようにも見えるだろう。ちなみに私は、思いっきり前者で・・・
    話は変わるが、以前受けた取材の中で「音楽と演劇って共通する部分はあるんですか」との質問に、「自分がなくなることです」と答えたことがある。  音楽は一見自由で解放的な表現と思われているけど、実際、曲や歌にはコードがあり、その音階から外れてしまうと「変な音を出したねあの人」と思われてしまう。それにアドリブをするにしても、そのコードから外れた音を出してしまうと「やっぱり変な音を出すねあの人」と思われてしまうので、頭の中はコードや音符、間違ったら嫌だとか、羞恥心やプライドとかでいっぱいになってしまい、いつの間にか自由な表現とはほど遠いものになってしまうの・・・
    「自分探しの旅」などとはよく言うが、私にとっては自分探しなんて孤独でつらそうなものより、積極的に「自分なくし」をしていきたい。  自殺のニュースを見たりすると、「ああ、なるはやで自分をなくしたかったんだなあ」と、どうにも切ない気持ちになる。できれば自分は、なるべく楽しくておもしろくて、仕事にもなって、やりがいのある自分なくしがし・・・
    きたろう  金が入るようになったからだね。作品がお金に変わってきて、ようやく女子は「あ、この人ステキ」ってときめくんだ。   星野  お金か!(笑)。ちょっと今、目が覚めましたよ。魅力が上がったと思ってた

  • だれにでも悩みはあるもんだな~って

  • 前回読んだ『蘇る変態』よりもずっと初期のエッセイ集。
    やはり後の本の方が文章力が上がってて面白かったな。
    「生活」にちゃんと向き合うことって
    身体を整えるうえでも大事なのね、と思った次第。

  • 私が星野源さんを認識したのは、2016年のドラマ『逃げ恥』なので、このエッセイが書かれたころの彼のことは全く知らないんだけど、最近ANNとかで軽快にトークしている姿からは信じられないキャラクタで戸惑った。
    章ごとの感想は以下
    https://twitter.com/72gashi/status/1362041887004061702?s=20

  • 「働く男」を読んで、こっちも読みたくなった。一つ年上ということもあって、近所の源兄さんの面白い話を聞いているってスタンスで読む。全然、身近じゃないはずなんだけど。

  • 面白い文章を書ける人、尊敬です!

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著者プロフィール

1981年、埼玉県生まれ。俳優・音楽家・文筆家。俳優として、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。音楽家としては、近年に『SUN』『恋』『ドラえもん』『アイデア』『創造』『不思議』など多数の楽曲を発表。また、著作に『そして生活はつづく』『働く男』『よみがえる変態』がある。音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断した活動が評価され、2017年に第 9 回伊丹十三賞を受賞。

「2022年 『いのちの車窓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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