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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (154ページ)
感想・レビュー・書評
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世界が終末を迎え生き延びた二人の少女。ケッテンクラートというバイクと戦車を足して割ったような乗り物で、日々の食料と燃料を求めて、廃墟を旅する物語。この世界観はかなり好みだ。ハンドルを握るのはしっかり者のチト。荷台で適当なことを言ってるのがユーリ。対照的な二人だが、対照的だから旅はうまくいくのかもしれない。雨宿りした先で気がついてしまった静かな世界。飛行機を作ろうとしているイシイと出会い、束の間の非日常。ユーリの「絶望と仲良くなろうよ。」というセリフが心に残る。