水鏡推理 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • しっかりしたストーリーだった。
    信用していた上司が黒幕ではあったが、そこに繋がる展開も無理はなかった

  • 万能鑑定士シリーズに似た感じえしたね。
    ストーリー上、公務に対する不正を暴くことに一貫していましたが、脇道が多い気がしました。

  • 文科省の一般職である瑞希が同じく一般職の翔馬とともに
    総合職からの差別的言動に負けずに真実を追う物語。

    研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース。
    STAP細胞問題を受けて書かれたような物語ですね。
    本作に出てくる研究の全部が全部不正、しかもチープな捏造という、
    ちょっと偏ったものだったのが残念。

    その上、これって『万能鑑定士』でいいんじゃないかという展開。
    まぁ、一般職とはいえ官僚という立場が必要だったんだろうけど、
    美女(有能探偵役)と優男(ちょっと頼りない助手役)コンビまで
    全く同じだもんなー。正直、読んでて莉子と悠斗にしか思えなかった。

    これは、、、シリーズ化はしなくていいかな。

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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