任侠書房 任侠シリーズ [Kindle]

著者 :
  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • 業績が悪化した会社などをやくざが再建を手伝う任侠シリーズの第一弾。任侠学園、任侠浴場を読んだ後に、第一弾を読んだ。リズム感は任侠学園、任侠浴場の方が整っているが、キャラクター設定は明確で読み心地は良い。

  • プライド。
    こだわり。
    礼節。
    仁義。
    なにより面子。

  • 倒産寸前の会社の経営をヤクザの組長が社長となって立て直すという話。
    実社会でヤクザの方とかかわることは勘弁してもらいたいが、小説の世界だと非常におもしろく逆にヤクザを応援してしまう。
    「ごくせん」もそうだがこういう設定はなぜ引きつけられるのか?勧善懲悪。正しいモノは正しく、間違いは間違い、悪は悪と白黒はっきりとスカッと解決してくれるからだろうか?

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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