蔵六の奇病 [Kindle]

著者 :
  • ゴマブックス株式会社
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感想・レビュー・書評

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  • 「蔵六の奇病」「白い世界」「百貫目」「山鬼ごんごろ」「かわいい少女」「お〜いナマズくん」「人魚」収録。初めてちゃんと読んだ日野日出志。独特過ぎる絵柄。よかった

  • むかしばなし風マンガ、という表現が一番シックリくる気がする。
    著者が長年絵本作家を目指していた、というのも頷ける。
    「人ならざる容姿でありながら心あるもの」の差別に対するかなしみは童話的。

    グロテスクで奇怪な人物も出るが、陰影の使い方が尋常じゃなく上手い。炎などの表現も絵本的でとてもかわいらしいと感じた。

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著者プロフィール

1946年旧満州生まれ。
1967年「COM」発表『つめたい汗』でデビュー。以後、70年代-80年代
「毒虫小僧」「蔵六の奇病」など恐怖漫画の第一人者として
数多くのホラー、怪奇作品を発表。また、一連の作品は翻訳出版され
海外での評価も高い。漫画以外に、絵本作品や児童書、美術
デザイン等の制作も手掛けるなど幅広く活躍する。
ホラー映画「ギニーピック」では、自ら演出・監督し話題になる。
現在、大阪芸術大学芸術学部教授。

「2017年 『地下室の虫地獄 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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