鴨川食堂 (小学館文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 借りる前に事前に調べたところ、このシリーズは「将来映像化されることを念頭に登場人物やシーン転換を極力減らしている」らしい。(Wikipedia参照)
    そんな気を遣うぐらいなら最初から台本にしてテレビ局に持ち込めばと思わないでもないが、まあ上述の部分は棚に上げるとして。

    それ以外の部分も、簡略化しすぎではなかろうか。

    台詞主体で話は進み、地文が少ないこともあり、時折誰の台詞かわからなくなることがある。
    また料理にまつわる悩みが鴨川食堂に持ち込まれ、それを解決していく形式なのだが、肝心の料理の描写がいまいち。京都由来の食材名とか店名はやたらでてくるが、味や見た目の描写が薄いのだ。地方民はどうやって楽しめと。
    謎解きに至っては、もはや3分クッキングなみ。

    ドラマ化はしやすいかもしれないが、小説としては微妙。

  • うーん
    うまいこといきすぎ

  • 京都の鴨川食堂は探偵もやっている。
    それは「思い出の味を探して再現する」探偵。
    娘さんがお客さんのお話を聞いて元刑事のお父ちゃんがその味を探し再現する。
    という設定。

    ライトに読めるという利点はあるのかもしれないけれどこの物語を通して何が言いたかったの??結局これはどういうこと?
    近年よくあるタイプの小説なんだけど、その手の話はもう少し感情を揺さぶってくれる要素が強いんだけどそれもないなぁ・・・。
    と思ったまま終わってしまって面白さを理解できないまま読了。。。

  • 面白くてまたシリーズを追うことに。浮気相手の作った鍋焼きうどんの話が意外とシビアで面白かったな。

著者プロフィール



「2023年 『歩いて愉しむ京都の名所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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