[まとめ買い] 特攻の島

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感想・レビュー・書評

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  • 人はなんのために生きるのか?

    特攻は死ぬことに意味があると説く教官と、
    自分の死の意味を探す主人公。

    なんのために死ぬのかを考えたときに、それこそが自分の生きる意味なのではないかと思った。

    時代は違えど、みんながみんな生きるための意味を考えることは同じなんだと思う。

    それを考えるきっかけがこの漫画にはありました。

  • shi3zの長文日記 | 男たちはなぜ死を賭してまで戦ったのか 特攻の島 http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20160216/1455575874 に触発されて、1-8巻まとめ買い。確かに重い。死が確約された兵器に乗り込むことを志願し、極限の状態で、己の生きる意味、死ぬ意味を問い続けざるを得ない。何度も出撃をくりかえすのに、奇跡的に生還してしまう渡辺。敬愛する上官も、苦楽を共にした同僚も突撃して散る中、次の突撃の機会を得た渡辺は…と。はやく9巻が読みたい。/航行中に自分の位置を確認する方法がなく、前進しかできず、脱出装置もない。真っ暗闇をブレーキのない車で走り回れって言ってるようなもの。/死が怖い、死に意味を見つけられないから。もし死ぬことに意味を見いだせれば、死は単なる恐怖ではないはず。そして死に意味を見つけられるのは、生きる意味を見つけられた人間だけなのかもしれない。/俺には何もありません 生きる理由も死ぬ理由も このまま死んだように生きたくはありません ここで命を燃やします。/貴様は生きろ/

  • 回天について齧っておきたかったし、iPhoneのKindleがどんなもんなのか試すついでに、セールでお安くなってたのをまとめ買い。

    ドキュメンタリーや書物で「回天」とはどんなもんなのか、特攻隊含めて関わった人達はどんな思いなのかにはふわっと触っていたので、この漫画を読んで、持っていた知識にまた肉付けされたような、そんな感じ。
    序盤は本当にコレ面白いのかな?って首を捻っていたけど、3巻辺りから俄然面白くなるので、同様に序盤で挫けそうな人はもう少し頑張って頂きたい。

    ちゃんと主人公が居て、彼が回天の訓練生になる所から、回天に乗って実際に戦闘に行くまでみっしりと描いてるはずなんだけど、不思議と「主人公がいる」感触が無い、ドキュメンタリーみたいな印象だった。

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