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- / ISBN・EAN: 4547462101945
感想・レビュー・書評
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きっと戦場ではこうなんだ、と素直に思える描写が多く、兵士の演技や表情にヒリヒリしました。
「えー⁈」とつっこみたい箇所もあったのですが、まあ。
でも、最後の戦いは不満。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第二次大戦中の欧州戦線での米軍戦車兵の戦いを描いた映画。
欧州戦線での米軍戦車兵の戦いというこれまでほとんど扱われてこなかったテーマであり、本物の第二次大戦の戦車が使用されているという。
特に驚いたのは、本物のドイツ重戦車タイガーⅠ型が出演しているという事であった。
ハリウッド映画にタイガー戦車の本物が出たのは今回が初めてじゃないだろうか?
これだけでも貴重な映画ではないかと思うのだが、正直な話ストーリーとかブラッド・ピットの出演とかは余り良くない要素だと思った。
もう少し史実的なリアリティーのある作品を作った方が正解だったのではないのだろうか。
戦闘などのシチュエーションを見ても何か安っぽい戦争映画的な雰囲気で、興醒めしてしまう。
タイガー戦車とシャーマン戦車の戦いは流石に迫力はあった。
なにせ本物の当時の戦車を使っているのだから。
しかしもうちょっとリアリティーが欲しかった。
ブラッド・ピットが戦争映画に出演すると、まじめな映画ではないような気がして仕方がない。
もう少し良いキャスティングがあったはずだと思うのだが・・・
正直、戦闘シーンのみを売りにした戦争映画を見る事は、時間の浪費以外の何物でもないのでちゃんとした歴史ドラマを作ってほしい。 -
前半は現実の戦争は最悪だというのが描かれていてよかったが、後半は自己犠牲万歳になってしまって少し残念だったけれど、ドイツ兵が米兵を見逃したり、米兵とドイツ人親子の交流など、いつもは描かれない場面が観られてよかった。
ブラットピットはやっぱりかっこいい。 -
兵士として生きるということは、それだけ人の道から外れるということ…というどこかの台詞をふと思い出しました。
「ここが俺の家だ」と戦車をたたくウォーダディー。
戦場を帰る場所だということは、もう戦争のない平和な日常に戻れず戦場で死ぬことを、彼自身覚悟していたということなのかな…。
あれだけ生き残ることへ執着し、そして生き延びてきた古参の兵の、この自己矛盾。
数えきれないほど敵を殺し、仲間を殺され、惨たらしい死を見てきて、そんな戦場に適応して生き残るということは、それぐらい救いのないこと(というか死が唯一の救い?)なんじゃないかな、と思いつつ見ていました。
…それにしても、ウォーダディー、あんなに戦車から顔を出していたらすぐ狙撃されるんじゃなかろうかと、どうでもいいことにずっとハラハラしてました。 -
第二次大戦末期のヨーロッパ戦線を舞台に、たった一台の戦車“フューリー号”で、300人ものナチス・ドイツの大軍に立ち向かった5人の兵士の勇気と絆の物語。
主演はブラッド・ピット、共演にローガン・ラーマン。