本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (298ページ)
感想・レビュー・書評
-
オカルティズムとか19世紀末文化往年の探偵たちが好きなら、ずっとニヤニヤできる作品。スピード感とかキャラ設定はラノベっぽさがあってそこは好き嫌いあると思うけど、ミステリ部分はコンパクトながらしっかりしているので良い。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
傑作。
怪物絡みの事件を専門に扱う探偵トリオが挑むのは吸血鬼殺害事件と人造人間を巡る首無し殺人事件。
この世界ならではのトリックとロジックを縦横に張り巡らせ読者を笑劇へと誘う。冒険活劇と本格ミステリのマリアージュを堪能せよ! -
世界の怪人相手に戦う怪人。
これだけで世界観が大好きなのに、ちゃんとミステリーしていて面白かった。
津軽のキャラクターも相まって、怪人特有の笑える冗談もあり読み応えもあった。 -
異形たちが跋扈する19世紀末欧州、という世界設定を綺麗に生かしたロジックとトリックで魅せる第1章。第2章は一見派手なトリックよりも、怪力と耐痛性の高い《怪物》をいかにうちふせるかというバトルトリックが主眼か。随所に挟まる古典へのオマージュもニヤリとさせられる。