- Amazon.co.jp ・電子書籍 (24ページ)
感想・レビュー・書評
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短いけど「男女の友情」の嫌な面がきちんと描かれていると思う。相手の優しさを利用して続く友人関係。でも一方で、そうやってやり過ごさないと、男女の友情って続かないとも思う。
恋愛感情によって異性の友人がどんどん減っていくのは、結構悲しいものだから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きだしいい人だけど恋愛対象じゃ無いナベちゃん。卒業から7年、大学のコーラス部で同期だったナベちゃんが結婚する…そのヨメがヤバイらしいという噂が立つ。
女って怖いわー、そしてズルくて身勝手。ナベちゃんのヨメもヤバイけど、みんな似たり寄ったりな女たち。 -
どうだろう。リアリティがありそうで、こういうことは現実的にはあまりないのではないだろうか。実際の気持ちは後になって暴露される、叙述のトリックに似たような手法は個人的には余り好きではない。
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kindle unlimitedにて
辻村さんの短編です。
以前、小説家の誰かが、「実は短編はすごく難しい」と言ってる記事を読んだ事があります。決められた字数に削って削って、それでも意味が分かるように。
そう言うふうに考えると、この短編は「お見事!」です。
上手くまとまってます。
こう言うので、unlimitedの効果をプラスして、普段、本に触れない人たちを巻き込んだらイイんじゃないかな?
なんてことを思った1冊。 -
繊細な感情の描き方が相変わらず上手くて素敵。
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さらりと読める、ありそうなお話だった。
ありそうというか、あるよね。
ナベちゃんは幸せなんだろう。そう思う。
それより友達の最後の言葉がなんかとても良かった。男友達がとてもいい人。