矢倉大作戦 将棋ゲームブック [Kindle]

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  • 2020年6月21日読了。登録は電子書籍だが古い新書で読了。数手ごとに、「次はどこに打つ?」と聞かれ回答する「将棋ゲームブック」、単なる詰将棋をやるより各一手の意味・その後の展開・「もし他に打ったらどうなるか」が読めて非常に面白い。「矢倉とは何か」という質問に本書は答えていない気がするが、左サイドの歩を一歩上げて王を囲い、7九の角と飛車と敵陣右サイドを攻略するのが矢倉なのか、端を攻めるのかどうかで展開が変わってくること、桂馬の使い方が攻め方の意外なキーになることが面白い…あと、手に応じて意外と勢いよく銀や角を敵に渡す必要があるのだが、これは自分には決断が難しい…。将棋は何百年も人々に支持され愛されてきたゲームなだけあるわ。

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著者プロフィール

青野照市(あおの・てるいち)
1953年1月31日生まれ。静岡県焼津市出身。
1968年、4級で奨励会入会。(故)廣津久雄九段門下。
1974年4月1日四段。1994年8月5日、九段。
本格的居飛車党で、急戦を得意とする。
考案した対四間飛車の「鷺宮定跡」や横歩取りの「青野流」は升田幸三賞を受賞した。
1974年度、第5回新人王戦で棋戦初優勝。1989年度、第37期王座戦でタイトル初挑戦。
棋戦優勝は合計3回。
将棋大賞は勝率1位賞、新人賞、連勝賞、升田幸三賞(2回)。
日本将棋連盟の理事を長年務める。
国際交流基金設立20周年記念感謝状、しずおか大賞、外務大臣表彰など、表彰多数。

著書は「鷺宮定跡」(マイナビ出版)「観る将もわかる将棋用語ガイド」「最新棒銀戦法」(創元社)など多数

「2022年 『将棋・棋士の素顔――知られざる千駄ヶ谷の魔境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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