国際紛争を読み解く五つの視座 現代世界の「戦争の構造」 (講談社選書メチエ) [Kindle]
- 講談社 (2015年12月10日発売)
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (218ページ)
感想・レビュー・書評
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Kindle版を読む。無駄のない文章で難しいことが易しく表現されている。
- ウエストファリア条約によって主権国家によるアナーキーな体制が確立したというのは間違いという趣旨の主張をしている(loc.346付近)
- ネオコンとして知られるロバート・ケーガンのフクヤマとの論争が紹介されている。(自由民主主義の定着を信じるフクヤマに対し)ケーガンは自由民主主義が広がったのは力による裏付けがあったからであり、民主主義の定着は約束されていない。政治ですら地政学に追随せざるをえない。(loc.633)
- モーゲンソーの勢力均衡の図解がわかりやすい(loc.780)詳細をみるコメント0件をすべて表示
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