中学生からの数学「超」入門 ――起源をたどれば思考がわかる (ちくま新書) [Kindle]

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  • 筑摩書房
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感想・レビュー・書評

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  • 大変おもしろかった。
    中学で学ぶことが大人になってからどう役立つのか、という問いに真っ直ぐ答えてくれる本。
    かつ、大人の知的好奇心を満たしてくれる。とても良い。

  • 事前に聞いた前評判が大絶賛してたので、もっと壮大に感動させられるような内容なのかと思いきや、どちらかというとTEDトークのような軽さと爽快感が強く前に出た本だった。数学への興味を促進させられたのは、間違えない。面白かった。歴史的な事象についての話を、もっと深掘りしてくれたらより没頭して読んだと思う。

  • 数学史を軸に、中学数学を学ぶことの意味と意義を説いた本。

    本書は中学数学を幾何学、代数学、解析学、確率・統計学の4分野に分けて、各分野の数学史や学んでほしいことが書かれています。

    各分野の前半に数学史が書かれており、各分野の数学史を通して、その分野を学ぶ意味や理解すべきポイントが分かるようになっています。

    社会人が中学数学を学び直す際の副読本として、本書は役立ちます。

  • 中学で学ぶ数学を「幾何学・代数学・解析学・確率統計」に分類しそれぞれの歴史と重要性などを紹介した本。この本だけで中学生で学ぶ数学を把握するにはページ数が足りない。入門と書いてある通り、この本から詳しい分野に進む本だろう。

  • p.2020/6/19

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著者プロフィール

1974年、東京都生まれ。永野数学塾塾長。東京大学理学部地球惑星物理学科卒業。同大大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退後、ウィーン国立音楽大学(指揮科)への留学。副指揮を務めた二期会公演が文化庁芸術祭大賞を受賞。わかりやすく熱のこもった指導ぶりがメディアでも紹介され、話題を呼んでいる。著書に『とてつもない数学』(ダイヤモンド社)、『ふたたびの高校数学』(すばる舎)、『教養としての「数学Ⅰ・A」』(NHK出版新書)など。

「2023年 『大人のための「中学受験算数」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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