赤めだか [DVD]

監督 : タカハタ秀太 

出演 : 二宮和也  ビートたけし  濱田岳  宮川大輔  清野菜名  柄本時生  新井浩文  さだまさし  柳家喬太郎 

• TCエンタテインメント

感想・レビュー・書評

[daiyuuki24さんの感想 · 2023年12月12日]

佐々木信行(のちの談春・二宮和也)は中学校の芸能鑑賞会で、落語家・立川談志(ビートたけし)と出会う。
それから数年が経ち、高校生になった信行は、談志の弟子になるため立川流の門を叩いた。
両親は亡くなったと嘘をつき、「生活費は新聞屋でバイトをして稼ぐので、弟子にして欲しい」と頼みこむ信行。
その意気込みを買われたのか、信行は談志に「談春」という名前をもらい、入門を許されることとなった。
立川流には談々(北村有起哉)・関西(宮川大輔)・ダンボール(新井浩文)という兄弟子がいて、彼らと共に家事や師匠からの無理難題をこなす日々が続いた。
談春は入門1年半で二ツ目に昇進した兄弟子の志の輔を見習い、寝る間を惜しんで落語を覚えた。
それから半年、親から許しをもらい、弟子としてめまぐるしい成長を遂げた談春だったが、ある日よかれと思った言動で談志を怒らせてしまう。
「弟子を続けたかったら、築地で1年働いてこい」という師匠。
断れば破門されると思った談春は、築地でシューマイ売りを手伝うことに。
後日、築地修行を断った弟子がいると聞いた談春は、その弟子・志らく(濱田岳)にひとこと言いに行くが…。 
立川談春が、立川談志に弟子入りして修行した経験を書いた本をドラマ化。
談春の目線から、立川流の仲間や師匠の談志を描いているくだりが面白い。
特に、談春が談志のタクシーの中で噺の練習をしたり魚河岸で修行するユニークな修行に必死でついていくところが、ユニークな青春グラフティとして楽しめる。

[touxiaさんの感想 · 2016年2月6日]

立川談志は、一風変わった落語家だった。
しかし、ドラマの枠内では、残念ながら表現できていない。
厳しい師匠の一人に過ぎない。
その弟子である　立川談春のエッセイが　ドラマ化。
北野武が　立川談志を演じる。
でも、談志のように見えず、ビートたけしのようだ。
芸人の厳しさを　チャンと伝えようとする。
芸人になると言うのはむつかしい。
人をよろこばせることを　お師匠さんをよろこばせることに
通じるようだ。
二宮和也も、芸達者であるが、濱田岳が芸達者であることに
驚いた。そのしゃべりはうまいものがある。

厳しくて人間味がある。
ふーむ。
そんなまとめ方が、ちょっともったいない。

[学者犬さんの感想 · 2021年9月18日]

脇役の演者が豪華。

[bubblebeatsさんの感想 · 2020年4月11日]

落語×青春物語。二宮が演じる立川談春とたけしが演じる立川談志の師弟モノとしての出来が見事。師匠への愛憎入り混じったひねくれた感情を二宮がうまく演じてる。立川談志の一言一言が身に染みるドラマ。

[ikaojoさんの感想 · 2018年4月12日]

本をだ〜〜〜〜いぶん前に読んで面白くて、それで立川談春の落語をききにいくようになり、落語にはまったんだけど、映像はまた違った面白さがいい！ダンカン役を別の人がやり、ダンカン本人は宅配の人をやったり、勘九郎を息子の現・勘九郎がやったり(お父さんに似てきたねぇ、、、)、ちらっと柳家喬太郎が出たり、とにかく豪華な配役がたまらん(๑˃̵ᴗ˂̵)！(落語の)話の内容を知ってたら分かるちょっとしたことも面白くていい！それにしても、二宮くんの談春ぶりがよく似てるわ〜。談春の話し方をよく研究してる感がでてる。面白かった☆

[夜さんの感想 · 2016年3月12日]

立川談志のことは全く知らんのやけど、なんか大きな人なんだなとドラマを見て感じた。
人とは違ってめちゃくちゃなんやけど、筋が通ってるというか面白い人間だなってなんかもっと知りたくなったし、惜しい人をなくしてしまったんだなって思った。
現実は正解だ。談志語録も至る所にちりばめられていた。
落語も聞いてみたい。

[モモ☆さんの感想 · 2016年2月17日]

立川談春さんのエッセイが原作。談春さん、、、下町ロケットで有名になりましたね。てか、私が知らなかっただけで、有名な方だったんでしょうが。

主役、談春さんをニノが演じております。
ニノ、やっぱり上手いよ♪　落語もちゃんとできてるよ。すごいね。

他、脇をたけしや香川照之が出てて、豪華でした。
面白かった。