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- / ISBN・EAN: 4988102405687
感想・レビュー・書評
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2015年公開
監督 : ダニー・ボイル
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歴史的イノベーターの節目といわれる3つのプレゼンの直前数分をそれぞれ描いたお話。
人生、長くなればなるほどいろいろしがらみとか不義理とか不条理とか降り積もっていって、若かったころのようにツルツルピカピカの気持ちで日々送れなくなるというか、心の中に触れたくなかったり思い出したくない人がどうしたって古傷のように増えていくのよなあと、ふと思わせられるようななかなかつらい作品。作中、主人公はほぼずっとイライラしてます。プレゼン直前ばっか描くからナーバスになるじゃん、っていうのももちろんあるのだけど、彼が報われているシーンや描かれ方は皆無。というか、天才としての彼はほとんど描かれず、気が滅入るような人間関係とも逃げずに向き合って乗り越えていくことが偉業の達成には必要なのよ、と嫌われる勇気を問われているような気持ちなる一本。
みんなそうなんだから、あまり考えすぎずに進め、と言われていると都合よく翻訳しました自分的には。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
飛行機の中で見た。
プレゼン前の控え室のみを舞台にするという設定なので所謂普通の伝記映画を期待するとちょっと残念かも。結局焦らして焦らしてプレゼンも見れないし。
ジョブスに関する映画が何個も出てる中できっと色々工夫した結果がこれだったんだろうな。
会話のテンポに合わせる音楽が凄く印象的だった。
ただ全体的には見る人へのストレスをかけるだけかけて、リリースしてあげないというか、わかるけどあんまり気持ち良くない映画だなーという印象。 -
きっとジョブスって、こういう感じだったんだろうな、と。ダニー・ボイルらしい、その構成。思ってたよりも、ずっと良かった。ダニー・ボイル、よくやったんじゃないの、て思う。
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世界を変えた人は、やっぱり変わってるからこそやり遂げたのか。
けど、周りは溜まったもんじゃないなぁと。
スティーブジョブズのような経営者に、、、みたいなことを言う人が稀にいてるけど、まずこれを見て欲しい。
そんな1本。