おどろきの心理学~人生を成功に導く「無意識を整える」技術~ (光文社新書) [Kindle]

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  • 心理学の知識を駆使して提言できる方法は、「意思を強くする」ことではなく、「無意識をできるだけ自分で操作する」という点に尽きる。

  • 心理学は平均の科学という作者の主張がよくわかった。正直自分にも心理学を蔑むような姿勢があったと感じている。一つの論文でそう思い込むのではなく、ずっとトピックを追って探求するようにしたい。

  • 著者の次作もめちゃくちゃ面白いのだが、それにつながる布石のような本だった。

  • 心理学について、医学や脳科学に比べて再現性が低い、エセ科学っぽさがあると思っていた。実は心理学者も再現性の低さは自覚しており、それをどう受け止めるか、という最終章が興味深かった。
    赤と『モテ』、サブリミナル効果、血液学診断、など個別の事情についても面白かったが、個別ではなく全体の統計学上の差異の科学、先入観が入り解釈によって全く違う見方ができる科学である心理学の考え方についての方が、なるほどなあ、と思わされた。
    著者の考えや趣味などを踏まえて書かれており、学術としての本ではなく、エンターテインメント的な面白さ、読みやすさがある本。

  • 心理学者が心理学についてわかりやすく解説した一冊。

    既知の話が多かったものの、改めて振り返ることができた。

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著者プロフィール

九州大学大学院芸術工学研究院准教授。心理学博士。オーストラリア、ウーロンゴン大学客員研究員、東京大学Intelligent Modelling Laboratory特任研究員を経て、現職。著書に『おどろきの心理学 人生を成功に導く「無意識を整える」技術』『未来は決まっており、自分の意志など存在しない。心理学的決定論』(共に光文社新書)

「2022年 『漫画 人間とは何か?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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