- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988105071568
感想・レビュー・書評
-
EDEN
2014年 フランス 131分
監督:ミア・ハンセン=ラヴ
出演:フェリックス・ド・ジヴリ/ポーリーヌ・エチエンヌ/ヴァンサン・マケーニュ
1990年代、ハウスミュージックが流行しはじめたフランス。ガラージハウス好きの大学生のポール(フェリックス・ド・ジヴリ)は、友人とチアーズというユニットを結成、DJとしてクラブで活躍しはじめる。一時はアメリカのイベントに招聘されるほど人気を得るが、次第に薬に溺れ、借金まみれ、音楽的にも時代に取り残されてゆき…。
監督のお兄さんの実話ベースだそうです。ざっくりジャンル分けするとミュージシャン目指した若者の成功と挫折の青春映画…なのだけど、自分自身がクラブ文化に馴染みがなく(若い頃ライブハウスには通い倒したけど)結局このひとたちは何してる人?みたいな、ちんぷんかんぷんな部分が多々あり、入り込めなかった。それ以前に、おばちゃんはなんと登場人物の見分けがつかないという(苦笑)若者が大勢たむろしてると主人公がどれかわからない、中途半端なイケメンは皆同じ顔に見えるんだよ…。
選曲はとても良かったです。クラブ通いこそしないけど、エレクトロミュージックは多少は聞いたしダフトパンクくらいはわかる。そのダフトパンクも映画に登場(※演じてるのは俳優さん)しており、彼らがちょうど台頭してきた時代、この時期のこのジャンルの音楽に詳しい人ならいろいろムネアツな部分もあったのかもしれない。
それにしても主人公がダメンズすぎる。一見真面目そうに見えるんだけど、モテるがゆえか、旦那のいる女性と不倫したり、ショートカットの可愛いルイーズ(ポーリーヌ・エチエンヌ)に振られてからは微妙。急にお金がない、借金だらけと言い出すのだけど、何に使ったのかイマイチよくわからない。まあこういう時代もあったよね、という回顧映画ですかねえ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
共感もできる。
曲もいい。
だがしかし。