「すぐやる」力で差をつけろ [Kindle]

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制作 : リベラル社 
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感想・レビュー・書評

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  • 「すぐやる=本気度」とか、ほんとその通り。耳が痛いけど、キーワードが刺さりまくるし、すぐやることに前向きになれるので、ダメになってきたら読み返したい一冊。

  • ビジネス本によくある、途中から退屈になる、ということはなく、一気に読めた。
    大変参考になった。
    素直にいきたい。

  • 私が仕事をスピーディーに仕上げられる理由はたった1つだ。仕事をよく断るからだ。安請け合いした仕事で忙しくなるよりは、スケジュールを空けておいたほうがいい。なぜなら安請け合いして忙しくなると、自分が本当にやりたい仕事をキャンセルしなければならなくなるからだ。やりたい仕事というのは、忙しい時に舞い込んでくると相場が決まっている。正確には、妥協して引き受けた仕事に取りかかった直後に限って、本当にやりたい仕事が舞い込んでくるものだ。

    実は仕事で一番時間がかかるのは、前置きや儀式だ。前置きというのは、どうでもいい質問をしたり、バカ丁寧な計画書を作成したりすることだ。どうでもいい質問をするのは、時間稼ぎをして先延ばしにしたいからだ。バカ丁寧な計画書を作成するのは、すぐに動く勇気がない臆病者だからだ。儀式というのは、腹ごしらえやキックオフの宴会だ。

    「あとで」やる人と、「今すぐ」やる人ではどちらが疲れるだろうか。もちろん「あとで」やる人のほうが疲れる。なぜなら、仮にやる仕事の量が同じでも、「あとでやらなければならない」という負担がずっと心にのしかかっているからだ。

    世の中には小説を書いて人を感動させるために生まれてきた人間が確実にいる 。世の中にはスポ ーツ選手として活躍するために生まれてきた人間が確実にいる 。世の中には公務員として地道に働くために生まれてきた人間が確実にいる 。それは自分の体の反応に素直に従えば自ずと見えてくるものだ 。長期的な幸せを獲得している人たちは全員次の事実を知っている 。今すぐやりたいことこそが 、自分が幸せになるために必要なことであると 。本気で幸せになりたければ 、今すぐやりたいことだけをしていられる環境を構築することだ 。

    「すぐやる 」人は 、人生で最も大切なものは時間だということを知っている 。頭で知っているだけではなく 、体で理解している 。反対にすぐやらない人は 、人生で最も大切なものはお金だと思っている 。口ではいくらでも美辞麗句を並べ立てられるが 、行動には本音が表れる 。すぐやらないことの本質を突き詰めてくと 、なるべく働かず仕事を先延ばしにしてお金が欲しいということに他ならない 。

    会議中に携帯に出るために席を立つと 、その瞬間にその会議のステイタスが一気に下がる 。なぜなら 、今やっている会議よりも 、突然かかってきた電話のほうが重要だということが周囲に伝わってしまうからだ 。 「これはその程度の会議なのね 」ということが 、暗黙のうちに参加者全員に認識されるのだ 。

著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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