逃げるは恥だが役に立つ(7) (Kissコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
4.27
  • (19)
  • (20)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 250
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (177ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読了。雇用を作る人が、一番偉いとあった。後書きに名越康文の言葉だとあった。やはり辺境ラジオファミリーだ。

  • 平匡さんの成長回。外へ外へと世界が変わっていったのはきっとみくりがいたからなんだろうなと思わせてくれて、ほっこり。恋愛面も「ムズキュン」よりも安定感がで始めたかなと。
    その反面ゆりちゃんの「女性の社会からの見え方」はだいぶ今の日本の深い闇を見ているような気分になってしまった。人生は色々といいつつ、人は皆社会からの見え方や一般的な考えとの折り合いを見つけながら模索して生きているんだな〜と考えて一人暗くなってしまった。

    また、仕事に対する考え方。沼田さんたちの「仕事が減っていく中で、他人に儲けてもらって自分たちも儲ける」これは新しい仕事を作るということだけでなく、世の中の仕組み全体がそうなれば、きっと「仕事」というものに対しての概念が変わっていくと思われる重要な話だった。
    その一方、やっさんが仕事を工夫すればするほど自分にだけ仕事が舞い込むから手を抜くようになった、と。辛い。社会のシステムが昔ほど働けば働くほどもらえるわけでもなく、特に女性の平均収入は年齢を重ねても伸び悩んでいる時点で、辛い。
    女性の方が比較的工夫して物事を並行する能力があるのに、それを家事でしか生かせられない社会。今後の日本の行く末にもつながることだなと思った。

著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海野つなみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×