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- / ISBN・EAN: 4934569648013
感想・レビュー・書評
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最近の作品の中ではわりとおもしろかった。
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これは映画クレしんの中でも指折りの名作。
イマジネーション溢れる夢世界のアニメーション表現も特筆されるべきだし、
映画オリジナルキャラを話の中心に据えながら、元の世界観を崩さないバランス感覚も優れているし、
その中でギャグを交えながらも友情、家族という二つのテーマをしっかりと描ききっています。
「大人帝国」は一番好きな作品だけど、カスカベ防衛隊(友情)の活躍は少なかったし、「戦国」に関しては超感動作ながら元の世界観はほとんど無視されているような作品。
その意味でも今作は色々と計算され、洗練されている一本だと思います。
ただ、若干、小さい子がトラウマなんないか、とも思える悪夢表現が気にはなりましたが。怖いでしょ。 -
倒すべき”悪役”がいないのはシリーズの中でも珍しい作品。
夢の中というだけあって、かなり幅広く、なんでも好き勝手にできるテーマ。キャラクターを思い切り活かせる世界観。序盤は楽しめた。
しかし、中盤あたりに悪役が”悪”でないことが分かり始め、物語としての推進力が落ちてしまう。
そこからはやや中弛みし、しんちゃんがジャンプの主人公的セリフを言いながらヒロインを助けようとすることで無理に物語を推進している。ストーリー上必要だったにせよ、しんちゃんのキャラクターとしてはかなり違和感があり、言葉選びはもう少し練って欲しかった。
また、終盤にユメミーワールドの設定を無視し、いきなり”絆”で夢に入るという力技が発動。せっかく構築してきた世界観を壊してしまっている。
世界観はとてもよかったので、しんちゃんの各キャラクターをもっと理解して活かし、さらにもうひと工夫すればもっと楽しい映画になったと思う。 -
子供時代に見てたら悪魔のシーンはトラウマになりそう…
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深すぎ!!
みさえの「子のためを思って悪者になってる」がジーンときた。謎の転校生も闇深すぎだけど、ネネちゃんの女の子っぽい友情がリアルだなーと。 -
テーマは「親の勘違い」と「子供の夢の大きさ」かな。
悪夢は自分で作り出すもの。
今回もおもしろく、一気に見れて、内容も深かった。