蜘蛛ですが、なにか?(1) (角川コミックス・エース) [Kindle]

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著者 : かかし朝浩
制作 : 馬場 翁  輝竜 司 
  • KADOKAWA / 角川書店 (2016年7月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

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蜘蛛ですが、なにか?(1) (角川コミックス・エース)の感想・レビュー・書評

  • JKから蜘蛛に転生し、異世界でモンスターとして生きる蜘蛛子の話。


    異世界転生モノだが、モンスターとして、しかも蜘蛛として転生するやつだ。原作:伏瀬、漫画:川上泰樹、キャラクター原案:みっつばーの『転生したらスライムだった件』とかスライムに転生するやつはあるけど、個人的には蜘蛛子の方がおもしろいかな。


    twitterで「異世界転生モノはもういいんだよ」的なコメントみたことあるが、正直「生まれ変わって人生やり直したい」という欲求を持った人って結構多いと思うので、俺的にはそんなに違和感は感じない。特に無料小説を書いてる人間って、働いてない人とかいっぱいいそうなので、そういう小説をコミック化するんだから、そういう物語が特に生まれやすいと思う。「生まれ変わってやり直すんだから才能ある人間として」「生まれ変わってやり直すんだから今のスキルを引き継いで」と思うのも当然だ。


    蜘蛛子も蜘蛛に転生して驚いているが、それ以上に現状の受け入れ度合いが高いのが印象的。蜘蛛が食べるものって人間の味覚では受け入れがたいものだと思うが、吐きながらでも無理矢理食うのは、現状肯定感が異常に強く、同時に過去の状況への拒絶感が強い証拠のような気がする。食わないと死ぬという感覚を普通に持つのは、普通の人生を送ってる人には難しいと思うから。


    元々ひきこもりのゲーマーなので、スキルのレベルアップメッセージに突っ込んだり、独り言をぶつぶついったりしても違和感ない。特に自分でいろいろ考えて選択をし続けてるのは、ゲーマー特有だろう。スキルの表記を見て内容を推測したり、進化の候補を選ぶときにどっちのほうがいいかまじめに悩むのもゲーマー特有だ。そういう意味で、読者はゲーマー前提といっていいかもしれない。


    個人的に好みなのは、パーティを組まずに、蜘蛛という一個体として成長していく姿だろうか。いまどきのゲームはパーティ組まないと先に進まないし、大抵の物語で仲間を集めるが、これは今のところソロ狩りで成長してる。願わくば最後までソロで成長してほしいかな。RPGの醍醐味であるレベル上げをシンプルに追い求める感がいい。


    次巻が楽しみだ。

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