スポットライト 世紀のスクープ[DVD]

監督 : トム・マッカーシー 
出演 : マーク・ラファロ  マイケル・キートン  レイチェル・マクアダムス  リーヴ・シュレイバー  ジョン・スラッテリー  スタンリー・トゥッチ 
  • バップ
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感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021145275

感想・レビュー・書評

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  • 【ストーリー】 (Amazonより)
    暗闇にひときわ輝く、希望の光-
    2002年1月、米国の新聞『ボストン・グローブが、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による児童への 性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。
    《スポットライト》という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を 探り当てたのだろうか?


    事実をもとにされた作品だと知り驚いていたのに 虐待をしていた神父の1人が 自分も子供の頃にされていたことだから的なことを答えているシーンを観て更に驚いた。
    小さい頃から刷り込まれたモノとか日頃の習慣とかって 自然とそれが常識と思ってしまってるんですよね。私も気を付けねば...

  • 原題:Spotlight (2015) ※日本公開 2016年
    収録時間:128分

    神父による性的虐待と、それを黙認していたカトリック教会の実話を基にした映画。
    映画としてはチョット物足りなかったかな…。
    でも被害者のために頑張った記者たちは間違いなく☆5。

    ”新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を、「扉をたたく人」のトム・マッカーシー監督が映画化し、第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した実録ドラマ。2002年、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」が、「SPOTLIGHT」と名の付いた新聞一面に、神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載した。社会で大きな権力を握る人物たちを失脚へと追い込むことになる、記者生命をかけた戦いに挑む人々の姿を、緊迫感たっぷりに描き出した。第87回アカデミー賞受賞作「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で復活を遂げたマイケル・キートンほか、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムスら豪華キャストが共演。”

  • エンドクレジットでおおお…と項垂れること間違いない

  • 今では問題として明るみに出ていますが、聖職者の性犯罪を暴いた新聞社の実話を基にした映画です。
    社会へのインパクトを考えると抵抗もあり、慎重にならざるを得ない中で、不屈の炎を燃やし続けたチームの話です。
    ただ、少し間延びしてる印象を持ってしまったのが残念でした。

  • 実際にあった事件を元に作成した作品って、最後がやっぱぞわりってなる。スクープから摘発された司教やら被害者の数の多さに、ぞわり。街の数の多さに今も鳥肌が立っている。
    作品として面白かったかと言われたら期待が高かったからちょっと違った、ってなるけど、フィクションってだけで重みが違う。良い作品だった。知るべき事件

  • 自らのための備忘録

     不勉強で、この事件がこのようにして世に出たということを知らずにいたので大変勉強になりました。

     権威と闘うことの難しさは良くわかります。何度も「司祭の言動を拒絶できなかった」という表現が出てきますが、日本には「司祭」に当たるような立場は思いつきませんでした。

  • この映画の面白いところは、神父や教会による性犯罪が長年看過されてきた原因が、メディアや国民の単なる「無関心」であるということ。ずっと前から被害者団体や協会側の弁護士が証拠となる資料を送って示唆していたのに、新聞社は取り合わなかった。たまたま外部から新しい上司がきて目をつけたから「世紀のスクープ」になっただけで…、社内にスパイがいるのでは?というミスリードがあるのだけど、そうではなくて、見過ごされてきただけ。

    加害者側の神父が一人だけ出てくるんだけど、その神父もまた性被害にあっていたような様子があり、性加害を「あれは罪ではない、よろこびはなかった」と言っていて、自分のされたこと・したことを理解できていない悲しさがあった。だからといって教会が悪だ、というのも違うけど、やはり信仰を集めるシステムが時代とそぐわなくなってるのはあるかもしれない。

  • 記者達の燃える気持ちに盛り上がる作品。ここで語られている事が全てで、わかりやすいとも言えるし、大変勇気とガッツのある人達だ、と称賛する以外に受け取りようがない、とも言える。

  • 何が怖いって、虐待した元神父が「自分もされていたから」って、そんなに悪い事だと思ってなさそうなのが。半ば慣習として黙認されてたってのが……。
    この記事がきっかけで発覚した虐待件数の多さに、彼らはとんでもない事を成し遂げたんだなと感じた。すごい。
    ドラマとしては平坦な感じなんだけど、実際の取材はこんな地道で地味なものよね、と納得。

  • 作品としてのおもしろさ。
    打算的に人としてメディアとして、何を成すか
    そこに至るまでの過程の躍動感と丁寧さ
    なによりも、エンドローグで伝えられた被害の出た地域の多さ
    息をのんだ

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