ゲーム界のトップに立った天才プログラマー 岩田聡の原点: 高校同期生26人の証言 [Kindle]
- スタジオスパーク (2016年7月6日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (120ページ)
感想・レビュー・書評
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亡くなった任天堂元社長 岩田聡氏をその少年時代の素顔からあぶり出している。中学、高校時代の友人らの証言が綴られている。
任天堂のゲームはスーパーマリオくらいでその後はやらなかったので、正直、どのような功績があった人なのかはあまりよく知らなかった。そして今もよく知らない。
しかし、本書を読んでひとつ接点らしきものを見つけた。
私が小学生で誕生日プレゼントに買ってもらったカシオのプログラム電卓は、ゲームプログラムの本に先に出会ったからだった。
その本のプログラムを写経して打ち込んでいたゲームのほとんどが、この岩田氏が高校時代に作ったゲームであった。
そのプログラム電卓ゲームの本は東工大のサークルが著者で、時期的にも岩田氏が東工大に進学した時期なのでおそらく何らか関わっていたのかもしれない。
改めて岩田氏の功績を追ってみたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
付録のインタビューにある任天堂の文化が興味深くて良かった。
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任天堂の元社長、岩田聡さんの高校生時代の同級生から見た岩田さんの人となりを残した本。
岩田さんの思考や言動などは、自身の発信力が高かったことに加え、書籍でも「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」やインタビューなどを通して比較的知られている。
が、高校時代、ならびに社長となってからもプライベートは比較的知られておらず、岩田さん自身に興味を持った方にとっては貴重な証言集となっている。