- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4548967290028
感想・レビュー・書評
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2-3回は観なければなるまい。(複雑
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2018年製作。16+。
97分と短い時間のなかで、前半のヒューマンドラマを語るような流れから、すべての種明かしと答え合わせがタイムリープによって一気に行われる後半。すべてのセリフや行動に意味があり、理由があり、過去と未来を繋げていく。
様々なタブーや倫理観、性的問題などに踏み込んだ作品なので、観る人を選ぶ。苦手な人はおすすめしない。難読かつ難解で、誤解を引き起こす為の伏線がたくさん張られている。観終わったあとで反芻し、もう一度観ないと飲み込めないほど。
なにをもって「幸せ」とするのか、なにをもって「自分」と呼ぶのか。卵が先か鶏が先か、自分で確認してみてください。 -
タイムリープものの最高峰の一つかなと思う作品。久しぶりに再視聴。爆弾魔を殺す。その最後のミッションに向けて、バーテンダーは戦いを挑む。一方で、孤児でコンフェッションストーリーの書き手であるジョンは、バーテンダーに実は女の子だったことというストーリーを話す。じっと聞き入っていたバーテンダーは、不幸のきっかけとなった男を殺したいかと問い、自身の後任にジョンを据えようと時空警察に引き込む。タイムパラドックスによって、実はジョンの相手はジョン自身であることを示し、そしてバーテンダー自身が爆弾魔であることを知る。タプライターを叩くバーテンダー、時空警察を引退しようとして最後のタイムリーパーがエラーを示すところからおかしくなり衝撃のラストに続いていく。
どちらかというと、ジョンのストーリーと、爆弾魔のストーリーが別物として認識されるような展開だが、それが一体化していくところに伏線、ストーリーの面白さがある。またイーサン・ホークの渋い、抑えた演技も絶妙。 -
スピエリッグ兄弟が再びイーサン・ホークを主演に迎え、SFの巨匠ロバート・A・ハインラインの短編『輪廻の蛇』を映画化したタイムパラドックス・サスペンス。
携帯型タイムマシンで過去や未来を行き来する時空警察のエージェントが因縁深き凶悪な連続爆弾魔を追う姿を描く。