水族館の殺人 〈裏染天馬〉シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]

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  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • ゆっくりゆっくり読んだので日にちがかかってしまったけど11人の容疑者から犯人を消去法で削っていく推理は読み応えあり面白かった。

    登場人物のコミカルな掛け合いも好きだし、主人公がやる気があるんだかないんだか、でもスイッチが入る瞬間も好きだし読みやすい。

    • マメムさん
      初コメです。
      読みやすくて飽きさせない作品ですよね^_^
      ただ現場の目撃者はトラウマになりそうです(^_^;)
      初コメです。
      読みやすくて飽きさせない作品ですよね^_^
      ただ現場の目撃者はトラウマになりそうです(^_^;)
      2023/10/25
    • ゆきみだいふくさん
      マメムさん(⁠^⁠^⁠)
      確かに実際に水族館に行ってサメの水槽見ると思い出しそうです=⁠_⁠=
      マメムさん(⁠^⁠^⁠)
      確かに実際に水族館に行ってサメの水槽見ると思い出しそうです=⁠_⁠=
      2023/10/25
  • 【裏染天馬シリーズ2】
    サメの水槽に死体が…そして餌食に((( °ω° ;)))
    ラノベ風で軽やか。

    高校生探偵:天馬と物語の進行役:柚乃、他の友人たちの会話を、やや冷ややかにスッスッと読み進めた。
    でも本格推理小説なのだ。

    容疑者11人はアリバイがある。後出し情報もなくフェア。文庫本のみの《読者への挑戦》頁もあり、推理を楽しみたい人への考察時間も用意されている。

    推理を放棄する私は犯人が知りたくて頁をどんどんスライドさせた。ラノベ風と本格推理のギャップも本シリーズの魅力だろう。

    読書メータープレゼントで貯めたbookwalkerコインでGETした電子本、感謝!

  •  裏染天馬の登場が約半分弱のところなのだが、それまで妙に乗れず、他の本に散々寄り道しながらかなり途切れ途切れに読んだ。しかし後半は嘘のようにサクサク進んだ。前半は忘れているから、作品(しかもミステリー)に対して誠実な読み方だったとはとても言えないが、それにも関わらずの後半の推進力がすごい。

    ・キャラクター小説としては、新聞部の面々が好き。彼女らはシリーズを通して読みどころが満載という噂なので楽しみ。香織ちゃん推し。人物相関図的にはヒロイン香織ちゃんでしょう…。

    ・しかし今回はレモンちゃんが一番かわいそう。

    ・解説はクイーン研究家の飯城勇三。

  • 高校の部室に住んでる裏染天馬シリーズ第2弾。

    あらすじ
     夏休み、袴田妹は卓球部の練習試合で忙しい。新聞部は地元の水族館で取材中、事件に出くわす。イルカ担当の男性が首を切られ、サメの水槽に落ちたのだ。部室冷房のリモコンを壊された天馬は事件解決に乗り出す。

     本格推理エンタメの王道。さらにアニメやコミックみたいな会話のやりとりも加わって、すごく楽しめる。最初の部室での天馬・袴田妹・早苗のやりとりはすごく面白かった。事件を捜査する様子もミステリの王道、素人探偵の活躍、って感じで安心して読める。

  • 表紙を見るとラノベか?と思うが、内容は骨があった。読者への挑戦もあった。が、辞退した。登場人物が多く、分刻みの容疑者の動きを追いかけるのは覚悟がいる。もうすこし、お手柔らかに願いたい。積極的な読者参加型のエンタテイメントという感じ。

  • 面白い。エラリークイーン好きにとっては現代にこのタイプの派手さはないがとことん論理で突き詰めようという気概のあるミステリが読めるのは大変ありがたい。

    以下疑問に思ったことメモ

    犯人の時計が壊れていることに警察が気づかなかったのは何故か 事件直後に身体検査とかしないの?

  • 兄は妹に乞いをする
    とかいう章タイトルが秀逸だった

  • 登場人物も多くアリバイ工作など前作よりも込み入っていて読み応えがあった

  • 高校生探偵裏染天馬の活躍するシリーズ、前半のだらしなくコミカルなシーンもいいが、最後の怒涛の推理、詰めの部分はすごい。一気に読んだ。シリーズものとしても袴田柚乃との関係性が深まりそうなところや、父親から勘当されるに至る謎など随所に伏線が貼られてありシリーズものとして引っ張られてしまう。

  • 水族館を行ったり来たり、全体的に話が冗長でテンポが悪い。あと卓球のシーンいる?後で何か絡んでくるのかと思ったら、特にないし。

    犯行の動機も、飼育員のおじさんがそんな複雑なトリック仕掛けるのもいまいちリアリティに欠けるように感じた。

    ラストでとってつけたように突然シリアスになるのもなんか不自然。

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著者プロフィール

★小説家/推理作家。“平成のエラリー・クイーン”の異名をとる、本格ミステリ界の若きエース! 代表作に『体育館の殺人』『図書館の殺人』『ノッキンオン・ロックドドア』など。

「2018年 『ネメシス ♯40』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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