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- / ISBN・EAN: 4589921403801
感想・レビュー・書評
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2015年のドイツ映画ですが、果たしてパロディにしていい題材なのかという点でも問題作です。
さすがに、作中ではナチスの象徴であるカギ十字や独特な敬礼などは封印されていましたが、ヒトラーが現在社会の堕落に怒り、腐敗した社会に戦いを挑む熱い演説と姿に民衆がひきつけられていきます。
そして映画の最後は、ヒトラーにこんな言葉を語らせます。
「なぜ国民が私についてくると思う。それは、心の底で共感しているからだ。私は君らの中に存在する。」
歴史は繰り返す・・同じ過ちを繰り返さないためにもこうした刺激も必要なのかもしれませんね。 -
ヒットラーが現代にタイムスリップして現れ
モノマネ芸人としてブレイクするというドイツ映画。
コメディなんだろうけれど毒気が強すぎて笑えない。
そう、ヒットラーは独裁者だったけれどちゃんと選挙で
選ばれたんだよね。
民衆に支持されて最初はみんなの人気者だったんだろうね。
気がついたときには誰も彼を止められなくなっていた。
認知症のユダヤ人のおばあちゃんだけが真実に
気がついていたのが印象的だった。
ただ映画としてはイマイチな感じ。 -
ドイツ映画って…面白く無い。。
いつも、もやもやで終わるものばかり。
序盤は笑えたけど、段々と恐ろしくなってきた。
国民が私を選んだのだ。というヒトラーの言葉に胸を突かれた。また、ユダヤ人のお婆ちゃんの、この人殺し!という絶叫にも胸を突かれた。
悪魔のような怪物ヒトラー、そんなイメージを持っていたけど、まともな事も言っているし人間味もある。だから人は惹きつけられたのかな。
コメディじゃない、風刺映画だ。ゾッとした。