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- / ISBN・EAN: 4589921403658
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生きづらさ
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1939年、イギリスがヒトラー率いるドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が開幕。天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)は、英国政府の機密作戦に参加し、ドイツ軍の誇る暗号エニグマ解読に挑むことになる。
エニグマが“世界最強”と言われる理由は、その組み合わせの数にあった。暗号のパターン数は、10人の人間が1日24時間働き続けても、全組合せを調べ終わるまでに2000万年かかるというのだ――!
暗号解読のために集められたのは、チェスの英国チャンピオンや言語学者など6人の天才たち。MI6のもと、チームは暗号文を分析するが、チューリングは一人勝手に奇妙なマシンを作り始める。
子供の頃からずっと周囲から孤立してきたチューリングは、共同作業など、はなからするつもりもない。両者の溝が深まっていく中、チューリングを救ったのは、クロスワードパズルの天才ジョーン(キーラ・ナイトレイ)だった。
彼女はチューリングの純粋さを守りながら、固く閉ざされた心の扉を開いていく。そして初めて仲間と心が通い合ったチューリングは、遂にエニグマを解読する。
しかし、本当の戦いはここからだった。解読した暗号を利用した極秘作戦が計画されるが、それはチューリングの人生はもちろん、仲間との絆さえも危険にさらすものだったのだ。
さらに自分に向けられるスパイ疑惑。そしてチューリングが心の奥に隠し続け、ジョーンにすら明かせなかった、もう一つの大きな悲しい秘密。
あらゆる秘密と疑惑が幾重にも積み重なり、チューリングの人生は思わぬ方向へと突き進んでいく。
解読不可能と思われた暗号エニグマ解読に貢献した天才数学者アラン・チューリングの波乱の人生を描いたヒューマンドラマ映画。
並外れた探究心とひらめきを持ち独善的だが少年期に親友と悲しき別れをしたことが原因で孤独に生きてきたアラン・チューリングが、唯一無二の理解者ジョーンの助けを借りて同僚と力を合わせて暗号エニグマ解読に邁進する展開が、性別などを越えて強い絆で結ばれ理解し支え合うアラン・チューリングとジョーンのパートナーシップやアラン・チューリングとヒューたち同僚の熱い友情やアラン・チューリングが抱え続けたある秘密と悲しき人生の末路を絡めて、描かれた傑作ヒューマンドラマ映画。
ベネディクト・カンバーバッチはアラン・チューリングの独善的で孤独な内面性を丁寧に演じ、キーラ・ナイトレーやマシュー・グード(オジマンディアスの人)やマーク・ストロングの好演、ロシアのスパイとアラン・チューリングが疑われながら同僚と力を合わせて暗号エニグマ解読に奮闘するサスペンスフルな展開、傑作ヒューマンドラマサスペンス映画に仕上がっています。
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天才数学者にしてコンピュータの生みの親の一人、更にエニグマ解読で第二次世界大戦でナチスを敗北に導き自由世界を取り戻した貢献者の一人、アラン・チューリングの半生の映画化。知らないことも多く勉強になったが、映画の出来としても頗る面白かった。同性愛者でASDで数学の天才のチューニングは100年生まれるのが早かった。ベネディクト・カンバーバッチは上手いし熱演は認めるが、余りにも普通の人に見えてしまう点は減点か。ただ一般に理解されない奇行が目立ち過ぎる主人公では映画として成立しないのも事実だから、ここは仕方ないか。キーラ・ナイトレイの芯があり、内面から溢れ出る知性を漂わせる魅力的な女性役ははまり役。マーク・ストロングとチャールズ・ダンスの厳格さが緊張感を生み出しているところも良い。
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面白かった。もう一度見てみたい。
彼女と結ばれなかったのがせつなかった。