- Amazon.co.jp ・電子書籍 (168ページ)
感想・レビュー・書評
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川村元気だから期待したけど、今までの作品と比べるとイマイチ入り込めなかった。
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目に浮かぶ美しい景色と見えない感情。
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ヒット連発の映画ディレクターの作品で「世界中の猫・・・」以来だが、今回は愛についての物語、愛されることに慣れてしまって、ささやかなことで愛を失ってきた主人公が愛することで愛を取り戻す物語、途中村上春樹を読んでるような気がしてきた。
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周りからは何の問題もないようにみえる夫婦やカップルであっても、向き合うべき課題を先延ばしにしていると取り返しがつかなくなる。恋愛とは一時的なもので、時間が経つと当初に感じていた苦しさやワクワクする気持ちが失われる。では2人の関係性を保つには、どのようなことが必要か。周りにいる大切な人との関係性を見つめ直す大切さを教えてくれる一冊。
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主人公は結婚を控えた精神科医の藤代。
婚約者は獣医で、周囲から見れば何の問題もない幸せなふたり。
だけど、なんだか訳ありのようで・・・
そんな彼の元に大学時代の元カノから手紙が届く。
驚きつつも、海外を旅していることを伝える内容に昔を懐かしむ。
物語は、それをきっかけに現在の愛情と大学時代の恋とを交互に描く展開。
うーん、盛り上がりにかけたかな。
物語中の展開の面でも読者の感情を揺さぶるという点でも。
頭で考えて考えて進むような恋愛話だったのも大きな理由だろうな。
空気感はセカチューに似てて、個人的には嫌いではなかったんだけど。
★4つつけるけど、3.5くらいだな。 -
【「セカネコ」の著者、最新作】