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感想・レビュー・書評
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202007/
利益を出すために岩田さんがとった行動のいくつかを書き出してみましょう。
・お客様にお礼ハガキを書く
・お客の名前を覚えて名前で呼ぶ
・顧客名簿を作る
・たまにお客にご機嫌伺いの電話をする
・来店客にお茶やおしぼりを出す
・営業エリアを絞る
・客層を絞る
・来店客以外に、事業所向けデリバリーを増やす
・飛び込み訪問による挨拶回りをする
・顧客フォローでニューズレターを出す
・店頭にスタッフの自己紹介ポスターを貼る
・作業マニュアルを作る
・顧客を招いたイベントをする
・顧客の集うコミュニティをつくる
・顧客をリピーター、ファン、信者にする/
「強者の戦略」=1位の会社、または大企業に多い
1)総合1位主義・全体1位主義
2)市場規模が大きな商品・地域・客層を狙う
3)商品・地域・客層の幅を広くする
4)テレビなど派手なマスコミ広告宣伝を使う
5)商社や問屋ルートで全国の小売店へ一気に間接販売
6)設備が重装備
7)後発や2位、3位のまねをして潰す
「弱者の戦略」=業界で2位以下。中小企業はこちら
1)小規模1位・部分1位主義
2)強い会社と差別化。強者と違ったやり方
3)強い1位とは戦わない。自分より下位や勝ちやすきに勝つ
4)勝ちやすいものを発見するために対象物を細分化
5)強みに集中して弱みは捨てる
6)エンドユーザ―へ直販
7)営業はお客に直接接近戦
8)営業地域は近場重視で範囲は狭く
9)実行目標は1つに絞り、個別目標達成主義
10)目標に一点集中
11)イノベーション。過去にとらわれずに新しいことをやる
12)軽装備。見栄を張らない
13)長時間労働
14)自社の大事な経営情報は隠す。隠密戦
15)弱者は調子に乗るな。小さな成功で生活を変えない/
「見えざる敵は移動時間」という竹田語録があるように、移動中は売り上げも利益も生みません。それを削減することはとても理にかなっています。/
成功している福岡市のリフォーム会社ホームテックも、創業期から見積もりのお礼ハガキを励行しています。
「受注後のお礼は当然だけど、最初の見積もり段階でお礼ハガキを出す。すると、それに感動して発注してくれるお客がいるんです」と小笠原良安社長は言います。/
アパート・マンションオーナーが日々困っている物件の修理やメンテナンスの代金が、普通に入っている損害保険・火災保険でカバーできるかもしれない。その面倒な申請を無料で代行する。/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分は会社員でしかもtoBの会社なので、この本の内容を直接仕事で生かすというような感じではないのですが、参考になることはいろいろありました。
小さな会社は大きな会社とは違う戦略が必要で、狭い範囲に限定して、モノやサービスを売るというのを前面に出さずにまずはファンを作るというのが共通点かなと思いました。
投資をするうえでも、他社がやりたがらないことをしていたりしてライバルのいないところなどを選ぶというのがよさそうです。