突如地球にアクセスしてきた謎の異星の知性体と接触するべく派遣された者たちの話だった前作「ブラインドサイト」。今作はその続編。消息不明の彼らからと思われるメッセージをめぐり、通常の人類の知性を超えた吸血鬼やら集合精神を作る宗教集団やらに、前作の主人公の父親の”大佐”やたまたま巻き込まれた生物学者などが、再び異星からの知性体と接触しようとする。
正直前作以上に訳分からなくて、何度も話の道筋を見失いそうになった。たぶん読み落とした所がたくさんあるのだろう。読み終わって思ったことは、人類が進化を続けた未来には、今の人類は不要なんだろうということ。地球を壊しまくってテクノロジーも制御不能になりつつある愚かな人類は、滅亡の一択しかないんだろうな。