BRUTUS(ブルータス) 2017年 1/1・1/15合併号[危険な読書]
- マガジンハウス (2016年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910277530178
感想・レビュー・書評
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ブルータス年末恒例の読書特集。積読溜まっているのにまた買っちゃった。2016年にその奇才を再認識した筒井康隆がちょっとだけ特集されているのもはまった。
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タイトル「危険な読書」にやられて購入.
で,かならず読むホンマタカシさんの「みんなの映画」はまだ渋谷アップリンクでやっている『エヴォリューション』これは見に行かねば. -
2017/1/2
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今日はあんまり刺さらなかった
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これまでで最も自身の読書傾向と似たコンセプトで、否が応でも期待が高まった今年の読書特集。
まず、いきなり名前の並びだけでご飯一膳イケそうな荒俣宏×滝本誠。「これで尻すぼみになったらどうすんだよ」と一抹の不安が隠せない。
アブナイオジサン達がティーンに対しヤクザ読書家への道を示す、そんな章が終わったらどうなるのかと。
ところが全くその不安は杞憂に終わってくれた。
色とりどりの"危険さ"にまつわる対談がどれもこれも刺激的で、特に柳下毅一郎×豊崎由美がツボど真ん中。
奇書中の奇書『紙葉の家』、ソローキンにウエルベックにバラードなど、最も既読作家が多い章だったにも関わらず、一行として退屈しない上収穫も多い。
『服従』の訳者が、有名な翻訳家の偽名だというこぼれ話は………いいのかアレは?w
あと筒井康隆特集。本人が最後にぶっ壊すインタビュー、町田康による筒井評、佐々木敦×中原昌也のクセモノ筒井ファンの対談など充実しすぎており、投げっぱになってしまった筒井康隆読破計画も再開したくなる。