本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4547462109972
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
シリーズ第5作に当たる最新作。
私は2003年の第1作がとくに好きである。その後の続編も、それぞれ水準以上の娯楽作ではあるが、1作目には遠く及ばない。
本作もしかり。
全体の雰囲気は1作目に近い感じで、その点は好ましいのだが、どうもストーリーが御都合主義でいただけない。とくに、一度死んだはずのヒロイン、セリーンがわけのわからん復活をするクライマックスはシラケた。
とはいえ、このシリーズは物語に緻密な整合性を求めるべき作品ではなく、セリーンを演ずるケイト・ベッキンセイルのカッコよさを堪能するための映画である。その点ではかなり満足できた(逆に、ケイトがほとんど登場しない『アンダーワールド:ビギンズ』は、私にとって論外)。
もっと身もフタもない言い方をすると、美しき女戦士・セリーンが、襲い来る敵をバリエーション豊かな方法でぶち殺しまくる痛快さこそ、このシリーズの魅力の核なのである。
ケイト・ベッキンセイルももう40代なので、1作目のころに比べたら老けたが、それでも十分にカッコイイし、美しい。