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感想・レビュー・書評
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こちらもkindle無料。
おそらく出版の逆順に読んでいるのだと思う。だから星が1つずつ減っている。
こちらは、とある日本画家の家族に関する連作短編集。男性目線2、女性目線2とちょうど半々だったが、やっぱり女性の独白より男性の独白の方が上手いと思う。
本当に余分なものがない、小料理屋、日本画家、旅館の仲居、公務員、それらすべてに蘊蓄も形容もないので、ただのアイコンなんだと思う。
ストーリーも夫婦の結びも夫の心情や娘の怒りも納得できるものではあるが、来栖現(父で夫で日本画家)についてはもう少し魅力がわかるエピソードがあってもよかったんじゃないかと思う。外見も非常に二枚目らしいのだけれど、それだけでは少し物足りない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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