まほうやしき [Kindle]

著者 : 江戸川乱歩

• 2017年2月22日発売

感想・レビュー・書評

[cinejazz0906さんの感想 · 2021年4月9日]

「少年探偵団」の井上一郎くんの妹･ルミちゃん(小3)が､ピエロのかっこうをしたチンドン屋に付いていき行方不明となったことが発端でした｡＜黄金のトラ事件＞に登場した「魔法博士」のアジト＜魔法屋敷＞の悪魔のような仕掛けに驚かされます｡ 団長の小林少年が団員らと助けに駆けつけ､マジックの種明かしをします｡明智先生と警察の包囲網 (小林少年の脅し文句) によって､事件は一件落着と相成ります。

[莉さんの感想 · 2022年7月5日]

ひらがなが多く、幅広い年代の人たちが読める作品。
大人になったらまた読み返したい。

[如月久美子さんの感想 · 2022年1月23日]

大人になってから読むとアレですね、何で子ども相手にこんなことしてんの？て思っちゃってダメですね。

[姫草ユリ子さんの感想 · 2017年7月25日]

まほうやしきに連れてこられた少年探偵団の話。
すごく短いです。

魔法博士って確かに居たなぁ。もう忘れてた。

[genshisyounenさんの感想 · 2017年3月28日]

短い話なので、すぐ読める。
底本を見ると、「たのしい三年生」となっているので、小学３年生向けの作品のようである。
少年探偵団の井上一郎くんら３人が、ちんどん屋さんについて行って、まほうやしきに連れ込まれ、不思議で怖い体験をする話。
最後に、小林少年がカラクリを説明してくれるのだが、小学３年生の子供が読んで理解できるのだろうかと思った。いい大人の私が読んでも、よくわからなかった。

[ziemetさんの感想 · 2017年3月17日]

kindleで無料だったので読んだ。10分で読める。少年探偵団の本を夢中になって読んでいた小学生の頃を思い出した。

著者プロフィール

1894（明治27）—1965（昭和40）。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩　大活字本シリーズ　全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」